リウマチで身体障害者手帳6級です。障害年金がもらえますか?

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リウマチで身体障害者手帳6級です。障害年金がもらえますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日: 最終更新日:

私はリウマチがあり下肢の障害で身体障害者手帳6級です。

これは障害年金がもらえますか?

リウマチは障害年金の認定対象とされておりますので、基準を満たせば受給できます。

下肢障害で身体障害者手帳6級の状態

  • 一下肢をリスフラン関節以上で欠くもの
  • 一下肢の足関節の機能の著しい障がい

リウマチとのことですので、「一下肢の足関節の機能の著しい障がい」の状態でしょう。

この状態で障害年金を受給できる可能性を検討していきましょう。

障害年金の種類について

障害年金には、「障害基礎年金」と「障害厚生年金」があります。

種類 対象となる人
障害基礎年金 「初診日」に国民年金に加入していた人
障害厚生年金 「初診日」が厚生年金保険加入中にある人

※「初診日」とは、「病気やけがについて初めて医師の診療を受けた日」を指します

自営業者、フリーランス、専業主婦、無職の方は、障害基礎年金の対象となります。

障害の状態の前に、請求の条件を確認しましょう

障害年金を請求するためには以下の要件を満たしていることが前提となります。

このふたつの要件を満たしていれば、障害年金を請求することができ、障害の状態が基準に該当しているかどうか、審査を受けることができます。

審査の結果、基準に該当すると判断されれば、障害年金を受給することができます。

では、どのような状態なら障害年金を受給できるか、みていきましょう。

どのような状態なら障害年金を受給できるか

障害年金では、ケガや病気の程度に応じて等級が設定されています。

▼障害基礎年金
1級と2級

▼障害厚生年金
1級、2級、3級

障害が重い順に、1級、2級、3級となります。

さらに、障害厚生年金は、初診日から5年以内にこれ以上は医療の効果が期待できない状態になった(傷病が回復して元気な状態という意味ではありません)ときに一時金で支給される障害手当金があります。

障害年金の一下肢の機能障害の各等級に該当する障害の状態は、以下の通りです。

一下肢の機能障害の認定基準

障害の等級

障害の状態

2級

一下肢の用を全く廃したもの

たとえば、一下肢の3大関節中いずれか2関節以上の関節の他動可動域が、健側の他動可動域の2分の1以下に制限され、かつ、筋力が半減しているもの

3級

※障害厚生年金のみ

  • 一下肢の3大関節のうち、2関節の用を廃したもの
  • 一下肢の機能に相当程度の障害を残すもの…たとえば、一下肢の3大関節中1関節が不良肢位で強直しているもの

障害手当金

※障害厚生年金のみ

  • 一下肢の3大関節のうち、1関節に著しい機能障害を残すもの
  • 一下肢に機能障害を残すもの…たとえば、一下肢の3大関節中1関節の筋力が半減しているもの
  • 関節の用を廃したものとは…関節の他動可動域が健側の他動可動域の2分の1以下に制限されたもの又はこれと同程度の障害を残すもの
  • 関節に著しい機能障害を残すものとは…関節の他動可動域が健側の他動可動域の3分の2以下に制限されたもの又はこれと同程度の障害を残すもの

本事案の場合

本事案の場合、「一下肢の足関節の機能の著しい障がい」とのことですので、上記の障害年金の認定基準に照らすと、3級または障害手当金を受給できる可能性が考えられます。

障害年金3級または障害手当金について

3級、障害手当金は、障害厚生年金にしかない等級です。

障害基礎年金の請求となるか、障害厚生年金の請求となるかは、初診日に加入していた年金制度によって決まります。

初診日の時点で厚生年金に加入している場合は、障害厚生年金の請求が可能となり、3級または障害手当金の認定を得ることができます。

しかし、初診日の時点で国民年金に加入している場合は、障害基礎年金の請求になるため、3級のしくは障害手当金相当では障害年金を受給することができません。

初診日時点でいずれの年金制度に加入していたかが、本事案の大きなポイントとなるでしょう。

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