1年前に腎臓移植をしました。働きながらでも障害年金はもらうことは可能でしょうか?

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1年前に腎臓移植をしました。働きながらでも障害年金はもらうことは可能でしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私は1年前に腎臓移植をしました。身体障害者手帳1級を持っています。

腎臓は生まれつき悪くて、移植しかないと言われていました。

今は短時間のアルバイトをしていますが、

体調もよくなり正社員になる話が来ています。

働きながらでも障害年金はもらうことは可能でしょうか?

 

本回答は2018年11月現在のものです。

 

障害の状態が認定基準に該当してる場合は、働きながらでも障害年金をもらうことは可能ですが、

認定基準に該当しない場合は、無職でも支給されません。

 

腎臓移植を受けた方の認定について

腎臓移植を受けた方の認定については、

術後の症状、治療経過、検査成績及び予後等を十分に考慮して総合的に認定されます。

 

腎疾患の認定基準は、以下の通りです。

腎疾患の認定基準

【1級】

  • 以下1〜2を満たすもの
  1. 内因性クレアチニンクリアランスが10ml/分未満または、血清クレアチニンが8mg/dl以上
  2. 身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの

【2級】

  • 以下1〜2を満たすもの
  1. 内因性クレアチニンクリアランスが10ml/分以上20ml/分未満または、血清クレアチニンが5mg/dl以上8mg/dl未満
  2. 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の 50%以上は起居しているもの、または、身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の 50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの
  • 人工透析療法施行中のもの

【3級】

  • 以下1〜2を満たすもの
  1. 内因性クレアチニンクリアランスが20ml/分以上30ml/分未満または、血清クレアチニンが3mg/dl以上5mg/dl未満
  2. 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の 50%以上は起居しているもの、または、軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの
  • 以下1〜3を満たすもの
  1. 尿蛋白量が3.5以上を持続する
  2. 血清アルブミンが3.0g/dl以下または血清総蛋白が6.0g/dl以下
  3. 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の 50%以上は起居しているもの、または、軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの

 

腎臓移植を受けるに至るまでは、かなり重い障害状態であることが推察されますが、

移植後は、検査数値等が安定する場合もあります。

 

ご質問者様の場合、生まれつき腎臓が悪いとのことですので、

20歳前傷病の障害基礎年金の申請になることが拝察されます。

障害基礎年金の等級は1級および2級のみです。

上記の認定基準で2級以上に該当すると判断された場合は、認定を得ることができますが、

3級以下と判断された場合は、認定を得ることができません。

 

ご質問内容からは、具体的な検査成績等がわかりかねますので、

等級に該当しているかについては判断いたしかねますが、

認定基準に該当する程度であれば、申請をご検討されてはいかがでしょうか。

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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