アルツハイマーでも障害年金は受給できるのでしょうか?

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アルツハイマーでも障害年金は受給できるのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

父のことで相談です。

父が62歳でアルツハイマー病になりました。

記憶ができないのか、物忘れがひどく、

同じことを何度も話したり、一日に十数回も電話してきたりします。

家庭内では私も母もいるのでどうにかやっています。

しかし、65歳まで働ける予定だった仕事は続けることができず、退職しました。

退職まで厚生年金をかけていました。

アルツハイマーでも障害年金は受給できるのでしょうか?

本回答は2017年2月時点のものです。

 

アルツハイマー病も障害年金の対象となっております。

 

アルツハイマー病の各等級に該当する障害の状態は以下の通りです。

アルツハイマー病の認定基準

【1級】

  • 高度の認知障害、高度の人格変化、その他の高度の精神神経症状が著明なため、常時の援助が必要なもの

【2級】

  • 認知障害、人格変化、その他の精神神経症状が著明なため、日常生活が著しい制限を受けるもの

【3級】

  • 認知障害、人格変化は著しくないが、その他の精神神経症状があり、労働が制限を受けるもの
  • 認知障害のため、労働が著しい制限を受けるもの

 

ご質問者様のお父様の場合、

退職までずっと厚生年金に加入していたとのことですので、

初診日が厚生年金被保険者期間中にあり、

障害厚生年金を申請できるものと推察いたします。

障害年金を申請しましょう。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。

申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

上記で申し上げましたように、

障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、

障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」

との指摘が出ているほどです。

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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