15歳から自閉症スペクトラムです。障害年金は受給できるでしょうか。

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15歳から自閉症スペクトラムです。障害年金は受給できるでしょうか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私の息子は現在25歳、清掃のアルバイトをしています。

15歳の時から自閉症スペクトラムと診断されており、知らない人とのコミュニケーションがうまくできません。

人の気持ちが理解できず、環境の変化にうまく順応できません。

日常生活はなんとかやれていますが、このような状態で障害年金は受給できるでしょうか。

社会性やコミュニケーション能力が乏しく、対人関係や意思疎通を円滑に行うことができないことは、発達障害の方の特徴のひとつです。

それらによって日常生活に著しい制限を受ける場合は、障害年金が受給できる可能性が考えられます。

 

息子様は、15歳の時から自閉症スペクトラムと診断されているため、障害基礎年金の申請になります。

障害の状態が認定基準の1級もしくは2級に相当する場合、受給が可能となります。

障害厚生年金か障害基礎年金か

障害厚生年金を受給できるか、障害基礎年金の受給となるかは、初診日に加入していた年金制度によって決まります。

  • 初診日が厚生年金被保険者期間中にある場合は、障害厚生年金
  • 初診日が国民年金被保険者期間中にある場合は、障害基礎年金
  • 初診日が20歳前または60歳以上65歳未満(国内に住んでいる方のみ)の年金未加入期間にある場合は、障害基礎年金

 

障害基礎年金と障害厚生年金の障害等級について

  • 障害基礎年金…1級および2級
  • 障害厚生年金…1級、2級および3級

※症状の重さによって等級が分けられています。

※3級が最も症状が軽く、2級、1級になるにつれて症状が重く、また受給額も多くなります。

 

ご質問内容に、日常生活はなんとかやれている、とありますが、単身では適切な食事や金銭管理ができない場合は、日常生活に著しい制限を受ける状態に相当する可能性が考えられます。

次の認定基準を参考にしていただき、申請をご検討されてはいかがでしょうか。

発達障害の認定基準

【1級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が欠如している
  2. 著しく不適応な行動がみられるため、日常生活への適応が困難で常時援助を必要とするもの 

【2級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が乏しい
  2. 不適応な行動がみられるため、日常生活への適応にあたって援助が必要なもの

【3級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が不十分
  2. 社会行動に問題がみられるため、労働が著しい制限を受けるもの

 

(本回答は2022年2月現在のものです。)

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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