自閉症で障害手当金も無理でしょうか?

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自閉症で障害手当金も無理でしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は会社に勤めている時にミスばかりするので、人に勧められて精神科を受診しました。

発達の検査をしたら自閉症の傾向と言われました。

あなたの場合は軽いから障害年金がもらえるほどではないよと言われたのですが、障害手当金も無理でしょうか?

本回答は2021年1月現在のものです。

 

自閉症などの発達障害については、障害手当金はありません。

 

障害手当金とは

障害手当金は、厚生年金に加入している間に初診日のある病気やけがが初診日から5年以内に治ったもので、3級の障害よりやや程度の軽い障害が残ったときに支給される「一時金」です。

 

「傷病が治ったもの」とは

障害年金において「傷病が治ったもの」とは、器質的欠損もしくは変形又は機能障害を残している場合は、医学的に傷病が治った時、又は、その症状が安定し、長期にわたってその疾病の固定性が認められ、医療効果が期待し得ない状態に至った場合をいいます。

 

発達障害や気分障害などの精神疾患については、服薬などによって状態が変化することが多く、「傷病が治る」「症状が固定する」ことは原則として想定されていません。

そのため、認定基準においても障害手当金は設けられていません。

 

ご質問者様の場合、軽いから障害年金がもらえるほどではないと言われた、とのことですが、状態によっては認定が得られる可能性は考えられます。

下記の認定基準を参考にしていただき、申請をご検討されてはいかがでしょうか。

発達障害の認定基準

【1級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が欠如している
  2. 著しく不適応な行動がみられるため、日常生活への適応が困難で常時援助を必要とするもの 

【2級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が乏しい
  2. 不適応な行動がみられるため、日常生活への適応にあたって援助が必要なもの

【3級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が不十分
  2. 社会行動に問題がみられるため、労働が著しい制限を受けるもの

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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