糖尿病では障害者手帳や障害年金は申請できないのですか?

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糖尿病では障害者手帳や障害年金は申請できないのですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日: 最終更新日:

糖尿病です。

かなり重度なのですが、糖尿病では障害者手帳や障害年金は申請できないのですか?

糖尿病も、障害年金の認定対象となっていますので、支給要件、認定基準に該当すれば、障害年金を受給することが可能です。

まずは、障害年金から確認していきましょう。

障害年金の種類について

障害年金には、「障害基礎年金」と「障害厚生年金」があります。

種類 対象となる人
障害基礎年金 「初診日」に国民年金に加入していた人
障害厚生年金 「初診日」が厚生年金保険加入中にある人

※「初診日」とは、「病気やけがについて初めて医師の診療を受けた日」を指します

自営業者、フリーランス、専業主婦、無職の方は、障害基礎年金の対象となります。

障害の状態の前に、請求の条件を確認しましょう

障害年金を請求するためには以下の要件を満たしていることが前提となります。

このふたつの要件を満たしていれば、障害年金を請求することができ、障害の状態が基準に該当しているかどうか、審査を受けることができます。

審査の結果、基準に該当すると判断されれば、障害年金を受給することができます。

では、どのような状態なら糖尿病で障害年金を受給できるか確認しましょう。

糖尿病の認定基準

以下のすべてを満たすものについて、3級に認定されます。

  • 90日以上のインスリン治療を行っている
  • Cペプチド値、重症低血糖、糖尿病ケトアシドーシス、高血糖高浸透圧症候群のいずれかが一定の程度以上
  • 日常生活の制限が一定の程度ある

また、症状、検査成績及び具体的な日常生活状況等によっては、さらに上位等級に認定される可能性があります。

「インスリン治療を行っていても、検査成績や状態がよくない」なら可能性が考えられる、と考えましょう。

障害年金3級について

3級は、障害厚生年金にしかない等級です。

障害基礎年金の請求となるか、障害厚生年金の請求となるかは、初診日に加入していた年金制度によって決まります。

初診日の時点で厚生年金に加入している場合は、障害厚生年金の請求が可能となり、3級の認定を得ることができます。

しかし、初診日の時点で国民年金に加入している場合は、障害基礎年金の請求になるため、3級相当では障害年金を受給することができません。

本事案では、初診日に加入していた年金制度がいずれであるかがポイントとなるでしょう。

糖尿病での身体障害者手帳について

身体障害者手帳については、糖尿病というだけでは受けられないようですが、糖尿病の合併症による肢体障害や眼の障害等によっては、身体障害者手帳の交付を受けることができます。

身体障害者手帳については、詳しくはお住いの自治体窓口にてご確認ください。

障害年金を受給するために

障害年金の申請は、国民年金法・厚生年金法や認定基準等をご存じない方がひとりで対応するには限界があります。

ご自分の生活がかかった大切なことなので、専門家である社労士に知識・経験を求めるのが最善の選択です。

「事務手数料の2万円を支払うのが惜しくて、とりあえず自分でやってみたけど不支給だった。なんとかしてください」というご相談をいただくケースがあります。

当然その時点からできる限りのサポートをさせていただくのですが、事後重症請求の方の場合、1か月請求が遅くなれば、障害基礎年金2級なら毎月約6万5千円ずつ捨てていくことになります。

最初にかかる2万円の事務手数料を惜しんだばかりに、障害年金の受け取りが数か月遅くなっては本末転倒です。

一人でわけも分からず不安いっぱいで戦うのではなく、あなたの代理人となって受給に向けて取り組んでくれる専門家である社労士を味方につけてください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。

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