躁鬱病と発達障害です。障害基礎年金2級ですが、3級になるかもしれないと言われました。

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躁鬱病と発達障害です。障害基礎年金2級ですが、3級になるかもしれないと言われました。

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

躁鬱病と発達障害です。

障害基礎年金2級をもらっています。

精神保健福祉手帳も2級です。

先生から今の症状だと3級になって年金の額が減るかもしれないと言われています。

今も働いていないのに3級になるんですか?

 

本回答は2017年12月時点のものです。

 

働いていなくても減額改定になる場合もあります。

 

障害年金の更新では、障害の程度について改めて審査されます。

そのため、障害の程度が3級相当とされた場合、

障害基礎年金の申請では不支給となります。

 

ご質問者様の場合、次回診断書提出時までは障害基礎年金2級が支給されますが、

審査の結果、3級相当とされた場合は、無職であっても支給停止となります。

 

躁鬱病と発達障害の認定基準は、以下の通りです。

躁うつ病の認定基準

  • 1級…高度の気分、意欲・行動の障害及び高度の思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、日常生活が著しい制限を受けるもの
  • 3級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、その病状は著しくないが、これが持続したりまたは繰り返し、労働に制限を受けるもの

 

発達障害の認定について

発達障害については、

たとえ知能指数が高くても社会行動やコミュニケーション能力の障害により

対人関係や意思疎通を円滑に行うことが出来ないために

日常生活に著しい制限を受けることに着目して認定をされます。

 

発達障害の認定基準

【1級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が欠如している
  2. 著しく不適応な行動がみられるため、日常生活への適応が困難で常時援助を必要とするもの 

【2級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が乏しい
  2. 不適応な行動がみられるため、日常生活への適応にあたって援助が必要なもの

【3級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が不十分
  2. 社会行動に問題がみられるため、労働が著しい制限を受けるもの

 

上記のように、働いていないことは2級の要件とはされていません。

 

医師から今の症状だと3級相当と判断されているのであれば、

状態としては改善していることが考えられます。

 

ご質問者様としては、2級以上に相当すると思われるのであれば、

日常生活状況等が医師に伝わっていない可能性も考えられます。

主治医としっかりコミュニケーションをとり、

次回の診断書に障害の状態をきちんと記載していただきましょう。

 

障害年金の更新について

実際の状態に変化はないにもかかわらず、

更新時の診断書提出により金額を減らされる、支給停止となることが、

見受けられます。

等級を維持することができるかどうかについての判断には専門知識が必要となります。

関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

更新時に支給停止となった場合、審査請求、再審査請求をすることができますが、

1度目に支給停止になると再審査請求で決定が覆るのは14.7%となっています。

慎重に書類をご準備ください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに等級を維持するために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

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