B型に通わなくなってもてんかんの発作がおさまらなければ、障害年金の等級は下がりませんか?

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B型に通わなくなってもてんかんの発作がおさまらなければ、障害年金の等級は下がりませんか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

現在、就労継続支援B型に通って訓練を受けています。

病気はてんかんです。

このB型に通わなくなってもてんかんの発作がおさまらなければ、

障害年金の等級は下がりませんか?

今障害年金2級をもらっています。

本回答は2017年11月時点のものです。

 

障害年金の更新では、再度障害の状態について審査されます。

障害の状態が認定基準に該当すると判断された場合、継続して障害年金が支給されます。

その際に就労継続支援B型に通って訓練を受けていなくても、

審査に影響はないでしょう。

 

てんかんの認定基準は以下の通りです。

てんかんの認定に当たって

発作の重症度(意識障害の有無、生命の危険性や社会生活での危険性の有無など)や

発作頻度に加え、発作間欠期の精神神経症状や認知障害の結果、

日常生活動作がどの程度損なわれ、

そのためにどのような社会的不利益を被っているのかという、

社会的活動能力の損減を重視した観点から認定されます。

 

てんかんの認定基準

【1級】

  • 十分な治療にかかわらず、てんかん性発作のA又はBが月に1回以上あり、かつ、常時の援助が必要なもの

【2級】

  • 十分な治療にかかわらず、てんかん性発作のA又はBが年に2回以上、もしくは、C又はDが月に1回以上あり、かつ、日常生活が著しい制限を受けるもの

【3級】

  • 十分な治療にかかわらず、てんかん性発作のA又はBが年に2回未満、もしくは、C又はDが月に1回未満あり、かつ、労働が著しい制限を受けるもの

(注)発作のタイプは以下の通りです。

  • A:意識障害を呈し、状況にそぐわない行為を示す発作
  • B:意識障害の有無を問わず、転倒する発作
  • C:意識を失い、行為が途絶するが、倒れない発作
  • D:意識障害はないが、随意運動が失われる発作

 

てんかんの認定基準では、十分な治療が行われていることが前提となっています。

十分な治療にかかわらず、発作の頻度、重症度、社会的活動能力等が変わらないのであれば、

引き続き障害年金2級が認定される可能性も考えられます。

 

障害年金の更新について

実際の状態に変化はないにもかかわらず、

更新時の診断書提出により金額を減らされる、支給停止となることが、

見受けられます。

等級を維持することができるかどうかについての判断には専門知識が必要となります。

関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

更新時に支給停止となった場合、審査請求、再審査請求をすることができますが、

1度目に支給停止になると再審査請求で決定が覆るのは14.7%となっています。

慎重に書類をご準備ください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに等級を維持するために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

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