てんかんで内科に通っているが、精神障害年金の申請が通る可能性はゼロでしょうか?

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てんかんで内科に通っているが、精神障害年金の申請が通る可能性はゼロでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は中学生の頃からてんかん持ちで、

20年以上同じ内科の病院で診ていただいています。

他の病院にかかったことはありません。

そこの医師は精神保健指定医ではないのですが、

よく病状をわかっており、他の医師に頼める状況ではありません。

この場合、精神障害年金の申請が通る可能性はゼロでしょうか?

本回答は2017年6月時点のものです。

 

精神の障害用診断書の作成をすることができる医師について

精神の障害用診断書については、原則として、

精神保健指定医または精神科を標榜する医師が作成することができるとされています。

 

なお、てんかんについては、

脳神経外科や脳神経内科等を専門とする医師が主治医となっている場合、

これらの科の医師であっても、

精神・神経障害の診断または治療に従事している医師であれば

作成できるとされています。

 

そのため、内科の医師に診断書の作成を依頼することも可能です。

てんかんの認定基準を以下に記載いたしますので、

参考にしていただき、申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

てんかんの認定基準

【1級】

  • 十分な治療にかかわらず、てんかん性発作のA又はBが月に1回以上あり、かつ、常時の援助が必要なもの

【2級】

  • 十分な治療にかかわらず、てんかん性発作のA又はBが年に2回以上、もしくは、C又はDが月に1回以上あり、かつ、日常生活が著しい制限を受けるもの

【3級】

  • 十分な治療にかかわらず、てんかん性発作のA又はBが年に2回未満、もしくは、C又はDが月に1回未満あり、かつ、労働が著しい制限を受けるもの

(注)発作のタイプは以下の通りです。

  • A:意識障害を呈し、状況にそぐわない行為を示す発作
  • B:意識障害の有無を問わず、転倒する発作
  • C:意識を失い、行為が途絶するが、倒れない発作
  • D:意識障害はないが、随意運動が失われる発作

 

てんかんでの障害年金の申請について

発症から長期間申請していない場合、初診日の特定と証明が困難となります。

また、てんかんは発作の頻度、重症度のみで障害の状態を認定されるものではないため、

障害等級に該当するか否かの判断、十分な申請書類の作成等に

申請には専門知識が必要となります。

そのため、関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

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