すべてが症状固定してから障害厚生年金を申請した方がいいのでしょうか?

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すべてが症状固定してから障害厚生年金を申請した方がいいのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は3年前に脳梗塞を発症しました。

リハビリを経て、言語と右足の機能はだいぶ回復したのですが、

右腕の機能がまったく回復せず、症状固定となりました。

身体障害者手帳は2級となりました。

初診日に厚生年金に加入していたので、障害厚生年金の申請を検討していますが、

一部症状固定していないものがあります。

すべてが症状固定してから申請した方がいいのでしょうか?

本回答は2019年4月現在のものです。

 

障害年金は、症状固定されていなくても、障害認定日が到来すれば申請が可能です。

脳血管疾患の障害認定日

脳血管疾患による障害の場合、障害認定日は

  1. 初診日から6か月経過後の症状固定日
  2. 初診日から1年6か月を経過した日

のいずれか早い方の日となります。

 

ご質問内容から、障害認定日は到来していることが拝察されます。

右腕の機能が回復せず、身体障害者手帳2級とのことですので、

認定が得られる可能性も考えられます。

下記の認定基準を参考にしていただき、申請をご検討されてはいかがでしょうか。

 

一上肢の機能障害の認定基準

【2級】

  • 一上肢の機能に著しい障害を有するもの。

具体的には、一上肢の3大関節中いずれか2関節以上の関節が、

  1. 不良肢位で強直しているもの
  2. 関節の他動可動域が、健側の他動可動域の2分の1以下に制限され、かつ、筋力が半減しているもの
  3. 筋力が著減または消失しているもの

【3級】

  • 一上肢の3大関節のうち、2関節の用を廃したもの。

「用を廃したもの」とは、関節の他動可動域が健側の他動可動域の2分の1以下に制限されたもの又はこれと同程度の障害を残すものをいう。

  • 一上肢の機能に相当程度の障害を残すもの。

例えば、一上肢の3大関節中1関節が不良肢位で強直しているもの

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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