移植のため腎臓が安定し、障害年金は支給停止となっていますが、等級はなくなってしまったのでしょうか?

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移植のため腎臓が安定し、障害年金は支給停止となっていますが、等級はなくなってしまったのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は人工透析のため、障害年金2級を受給していたのですが、

移植のため腎臓が安定し、障害年金は支給停止となっています。

身体障害者手帳は1級なのですが、

障害年金の等級はなくなってしまったのでしょうか?

それとも4級や5級などの等級が残っているのでしょうか?

本回答は2019年9月現在のものです。

 

障害基礎年金の等級は、1級および2級のみ、

障害厚生年金の等級は、1級、2級および3級です。

4級や5級はありません。

 

ご質問者様の場合、障害年金が支給停止になっているとのことですが、

等級がなくなったわけではなく、等級に該当しなくなり支給停止になっているという状態です。

障害年金の受給権は残っています。

そのため、今後状態が悪化し、認定基準に該当する程度となった場合は、

診断書と支給停止事由消滅届を提出し、支給を再開することができます。

 

再開の際は、下記の認定基準を参考にしていただけると幸いです。

 

腎疾患の認定基準

【1級】

  • 以下1〜2を満たすもの
  1. 内因性クレアチニンクリアランスが10ml/分未満または、血清クレアチニンが8mg/dl以上
  2. 身のまわりのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの

【2級】

  • 以下1〜2を満たすもの
  1. 内因性クレアチニンクリアランスが10ml/分以上20ml/分未満または、血清クレアチニンが5mg/dl以上8mg/dl未満
  2. 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の 50%以上は起居しているもの、または、身のまわりのある程度のことはできるが、しばしば介助が必要で、日中の 50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの
  • 人工透析療法施行中のもの

【3級】

  • 以下1〜2を満たすもの
  1. 内因性クレアチニンクリアランスが20ml/分以上30ml/分未満または、血清クレアチニンが3mg/dl以上5mg/dl未満
  2. 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の 50%以上は起居しているもの、または、軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの
  • 以下1〜3を満たすもの
  1. 尿蛋白量が3.5以上を持続する
  2. 血清アルブミンが3.0g/dl以下または血清総蛋白が6.0g/dl以下
  3. 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の 50%以上は起居しているもの、または、軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

当サイトでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。

 

◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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