自閉症スペクトラムですが初診日の時は不安障害だけでした。障害年金の事後重症請求は不可能ですか?

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自閉症スペクトラムですが初診日の時は不安障害だけでした。障害年金の事後重症請求は不可能ですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は自閉症スペクトラムで精神科に通っています。

5年前に初診日がありますが、その時は不安障害だけだったので障害年金はもらえないと言われました。

この場合、障害年金の事後重症請求をすることは不可能ですか?

本回答は2021年2月現在のものです。

 

ご質問者様の場合、現在は自閉症スペクトラムと診断されているため、障害年金の事後重症請求は可能でしょう。

 

不安障害などの神経症にあっては、原則として障害年金の認定対象となっていませんが、自閉症スペクトラム障害などの発達障害については認定の対象となっています。

そのため、障害年金の支給要件を満たしている場合は、事後重症請求をすることは可能です。

また、障害の程度が認定基準に該当する程度であれば受給できます。

 

障害年金を受給するための3つの条件

  1. 初診日要件…障害の原因となった病気やケガを医者か歯科医師に診てもらった日は、国民年金と厚生年金のどちらに加入していたか
  2. 保険料納付要件…一定以上の年金保険料を納めているかどうか。
  3. 障害認定日要件…厚生労働省が定めた「障害の基準」を満たしているかどうか

<認定基準>

  • 3級…労働に著しい制限があるもの
  • 2級…日常生活に著しい制限があるもの
  • 1級…他人の介助がなければほとんど自分の用事を済ませることができないもの

※症状の重さによって等級が分けられています。

※3級が最も症状が軽く、2級、1級になるにつれて症状が重く、また受給額も多くなります。

※3級は障害厚生年金請求の方のみにある等級です。

 

発達障害については、たとえ知能指数が高くても社会行動やコミュニケーション能力の障害により対人関係や意思疎通を円滑に行うことができないために日常生活に著しい制限を受けることに着目して認定が行われます。

ご質問内容からは、具体的な障害の状態や日常生活状況等が分かりかねますが、上記の認定基準を参考にしていただき、申請をご検討されてはいかがでしょうか。

 

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
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