障害年金が支給されて、国民年金と国民健康保険が免除になると、デメリットがありますか?

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障害年金が支給されて、国民年金と国民健康保険が免除になると、デメリットがありますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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障害年金が支給されると、国民年金と国民健康保険が免除になると聞きました。

免除になると何かデメリットがありますか?

それから、今度入籍するので、社会保険、厚生年金の扶養に入るのですが、

社会保険と厚生年金の免除の手続きをする必要がありますか?

本回答は2019年6月現在のものです。

 

障害年金1級または2級を受けている方は、

国民年金保険料の法定免除を受けることができますが、

国民健康保険料については免除にはなりません。別の手続きが必要です。

 

法定免除とは

次に該当する「国民年金の第1号被保険者」は、届け出れば保険料が免除されます。

  • 障害年金1級または2級を受けている
  • 生活保護の生活扶助を受けている
  • 国立及び国立以外のハンセン病療養所などで療養している

 

この国民年金保険料が免除となっている期間については、

老齢基礎年金の額は、2分の1を納付したものとして計算されます。

将来の老齢基礎年金受給額は満額ではなくなることは、

デメリットといえるかもしれません。

そのため、法定免除が受けられる方の中には、任意で納付する方もおられます。

 

なお、入籍されるということですが、厚生年金加入者の被扶養者になった場合、

健康保険料と年金保険料については納付義務がありません。

 

ご質問内容からは、障害の状態が分かりかねますが、

申請の際は、下記の認定基準を参考にしていただけると幸いです。

障害の状態の基本について

【1級】日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの

  • 他人の介助を受けなければ、ほとんど自分の用を弁ずることができない程度のもの
  • 身の回りのことはかろうじてできるが、それ以上の活動はできない又は行ってはいけないもの
  • 病院内の生活でいえば、活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの
  • 家庭内の生活でいえば、活動の範囲がおおむね就床室内に限られるもの

【2級】日常生活が著しい制限を受けるか又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの

  • 必ずしも他人の助けを借りる必要はないが、日常生活は極めて困難で、労働による収入を得ることができない程度のもの
  • 家庭内の極めて温和な活動(朝食作り、下着程度の洗濯等)はできるが、それ以上の活動はできないもの又は行ってはいけないもの
  • 病院内の生活でいえば、活動の範囲がおおむね病棟内に限られるもの
  • 家庭内の生活でいえば、活動の範囲がおおむね家屋内に限られるもの

【3級】

  • 労働が著しい制限を受けるか又は労働に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

疑問などがございましたら、下記よりお気軽にお問い合わせください。

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