下肢切断しました。障害厚生年金の金額は切断日までの年金支払い額で決まるのですか。

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下肢切断しました。障害厚生年金の金額は切断日までの年金支払い額で決まるのですか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

下肢を切断しました。

現在は休職中ですが、厚生年金は今まで通り払っています。

障害厚生年金の金額ですが、切断した日までの年金の支払い額で決まるのでしょうか。

それとも申請した日までの支払額でしょうか。

もし切断した日までで年金額が決まるのでしたら、今払っている年金は払い損ということでしょうか。

 

本回答は2017年2月時点のものです。

 

障害厚生年金の額について

障害厚生年金の額については、当該障害厚生年金の支給事由となった障害に係る障害認定日に属する月後における被保険者であった期間は、その計算の基礎としないとされています。

 

つまり、障害認定日の属する月以降の被保険者期間については、

障害年金の計算の基礎とはされません。

 

切断、離断した場合の障害認定日

肢体について切断または離断した場合の障害認定日は、

  • 切断または離断した日
  • 初診日から起算して1年6月を経過した日

のいずれか早い日となります。

 

障害認定日が切断した日になる場合、

切断した日の属する月以降に納付した保険料については、障害厚生年金額に反映されません。

しかし、老齢厚生年金には反映されます。

 

そして、障害年金と老齢年金の受給権が得られた場合に、

障害基礎年金+老齢厚生年金という組み合わせで受給することが出来ます。

そういう意味では、障害認定日の属する月以降の納付も、

全くの払い損になるというわけではありません。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。

申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

上記で申し上げましたように、

障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、

障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」

との指摘が出ているほどです。

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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