障害年金の申請の際に、年金機構はアルバイトをしていることまでわかるのでしょうか?

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障害年金の申請の際に、年金機構はアルバイトをしていることまでわかるのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日: 最終更新日:

私の弟は双極性障害なので、障害年金を申請しようかと考えています。

しかし弟は、今すぐアルバイトをしたいと言っています。

障害年金の申請の際にアルバイトをすると、審査に影響するのではないかと思うのですが、年金機構はアルバイトをしていることまでわかるのでしょうか?

厚生年金や社会保険には入らないのですが、労災には入りますし、所得税などを支払うことになると思います。

障害年金の障害の状態の審査においては、就労状況も一要素とされていますが、厚生年金に加入していない場合は、就労期間や報酬額などを年金機構が直接知り得ません。

そのため、診断書や病歴・就労状況等申立書に記載されている就労状況欄の記載内容から審査をされます。

では、精神障害で就労している場合の障害年金の取扱いについて確認しましょう。

精神障害で就労している場合の障害年金の取扱い

就労支援施設や小規模作業所などに参加する方に限らず、雇用契約により一般就労をしている方であっても、援助や配慮のもとで労働に従事しています。

したがって、労働に従事していることをもって、直ちに日常生活能力が向上したものと捉えず、現に労働に従事している方については、

  • 療養状況…通院の状況や在宅での療養の状況等
  • 仕事の種類、内容…その仕事を一般の人と同じ条件でこなせているか、病気のために特別な配慮や制限が必要な状態か
  • 就労状況…出勤状況への影響はないか
  • 仕事場で受けている援助の内容…職場が病気に合わせて、どれだけ手加減やサポートをしてくれているか
  • 他の従業員との意思疎通の状況…臨機応変な対応や意思疎通に困難な状況が見られないか

等を十分確認したうえで日常生活能力を判断されます。

では、どのような状態なら双極性障害で障害年金を受給できるか、確認しましょう。

どのような状態なら双極性障害で障害年金を受給できるか

障害年金では、ケガや病気の程度に応じて等級が設定されています。

▼障害基礎年金
1級と2級

▼障害厚生年金
1級、2級、3級

障害が重い順に、1級、2級、3級となります。

1級、2級、3級の状態は、以下の通りとなっています。

障害年金の等級 障害の状態
3級
※障害厚生年金のみ
労働に著しい制限があるもの
2級 日常生活に著しい制限があるもの
1級 他人の介助がなければほとんど自分の用事を済ませることができないもの

本事案の場合

上記の通り、就労していることの一事をもって受給の可否が決定されるものではありません。

就労をしていたとしても上記等級に該当すると判断されれば認定を得ることができます。

一方で、働いていなくても等級に該当しないと判断されれば、障害年金を受給することはできません。

障害年金の請求を前向きにご検討されてはいかがでしょうか。

障害年金を受給するために

障害年金の審査は、「しんどい」、「お金に困っている」、「悲しい」等ではなく、あくまで認定基準に該当しているか否かを審査されます。

そのため、国民年金法・厚生年金法や認定基準等をご存じない方がひとりで対応するには限界があります。

ご自分の生活がかかった大切なことなので、専門家である社労士に知識・経験を求めるのが最善の選択です。

一人でわけも分からず不安いっぱいで戦うのではなく、あなたの代理人となって受給に向けて取り組んでくれる専門家である社労士を味方につけてください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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