アスペルガー症候群で障害基礎年金1級の受給は難しいでしょうか?

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アスペルガー症候群で障害基礎年金1級の受給は難しいでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は昨年からアスペルガー症候群で障害基礎年金2級を受給しています。

仕事をしたいのですが、できそうな仕事が全然なくて、障害基礎年金2級だけでは生活ができません。

アスペルガー症候群で障害基礎年金1級の受給は難しいでしょうか?

アスペルガー症候群の状態が、以下の認定基準の1級に該当する程度であれば、障害基礎年金1級が受給できる可能性は考えられます。

発達障害の認定について

発達障害については、たとえ知能指数が高くても社会行動やコミュニケーション能力の障害により対人関係や意思疎通を円滑に行うことが出来ないために日常生活に著しい制限を受けることに着目して認定をされます。

発達障害の認定基準

【1級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が欠如している
  2. 著しく不適応な行動がみられるため、日常生活への適応が困難で常時援助を必要とするもの 

【2級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が乏しい
  2. 不適応な行動がみられるため、日常生活への適応にあたって援助が必要なもの

【3級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が不十分
  2. 社会行動に問題がみられるため、労働が著しい制限を受けるもの

 

ご質問内容からは、具体的な日常生活状況等がわかりかねますが、できそうな仕事が見つからない、というだけでは1級の受給は難しいでしょう。

一人で生活することが困難で、常に周囲のサポートが必要な程度であれば、1級に該当する可能性が考えられます。

なお、次の更新の際に状態が悪化している場合は、1級に改定される可能性が考えられます。

それよりも前に状態が悪化している場合は、額改定請求により1級に改定される可能性が考えられます。

額改定請求とは

障害の程度が重くなったときは、その旨を申し立て、年金額の変更を請求することができます。

「障害給付額改定請求書」と併せて診断書の提出が必要です。

※ただし、3級の障害厚生年金を受けている方(過去に2級になったことがない方)が65歳以上になったときは、額改定請求はできません。

 

ただし、額改定請求には以下の待期期間が設けられておりますので、手続きの時期にご注意ください。

額改定請求の待期期間

額改定請求は原則として、次の日を経過した日以降にすることができます。

  1. 障害認定日請求により受給権を得た場合は、障害認定日から1年経った日
  2. 事後重症請求により受給権を得た場合は、裁定請求日から1年経った日
  3. 以前に額改定請求をした場合は、額改定請求日から1年経った日
  4. 障害状態確認届(現況診断書)提出により減額改定された場合は、誕生月から3ヶ月後の1日から1年経った日
  5. 障害状態確認届(現況診断書)提出により等級変更がなかった場合は、いつでも可

 

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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