アスペルガーです。一人暮らしをして仕事をしていても、障害年金はもらえますか?

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アスペルガーです。一人暮らしをして仕事をしていても、障害年金はもらえますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私は30の女で、アスペルガー症候群と診断されています。

仕事は障害者枠で雇っていただき、社会保険有の会社で働いています。

両親のもとで暮らしていますが、このままでは両親の負担になると思い、

一人暮らしをしようと考えています。

しかし自分の収入だけでは生活はできません。

一人暮らしをして仕事をしていても、障害年金はもらえますか?

本回答は2018年6月現在のものです。

 

精神障害の方が一人暮らしでも、障害年金が受給できる場合があります。

また、精神障害で就労している場合は、以下のように判断されます。

 

精神障害で就労している場合の日常生活能力の判断について

精神障害で就労している場合、

労働に従事していることをもって、直ちに日常生活能力が向上したものととらえず、

その療養状況を考慮するとともに、

仕事の種類、内容、就労状況、仕事場で受けている援助の内容、

他の従業員との意思疎通の状況等を十分確認したうえで

日常生活能力を判断されます。

 

上記の通り、一人暮らしや就労の一事で障害年金の受給の可否が決まるものではなく、

飽くまでも障害の状態を審査され、

障害の状態が障害等級に該当すると判断された場合は、

障害年金を受給することができます。

そのため、一人暮らしをして仕事をしていても、

障害年金が支給される場合があります。

 

ご質問内容からは、アスペルガー症候群の状態がどの程度かが分かりかねますので、

障害年金が支給されるかについては判断しかねますが、

お仕事は障害者枠とのことですので、申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

なお、アスペルガー症候群の認定基準は以下の通りです。

申請の際は参考にしてください。

 

アスペルガー症候群の認定基準

  • 1級…社会性やコミュニケーション能力が欠如しており、かつ、著しく不適応な行動がみられるため、日常生活への適応が困難で常時援助を必要とするもの
  • 2級…社会性やコミュニケーション能力が乏しく、かつ、不適応な行動がみられるため、日常生活への適応にあたって援助が必要なもの
  • 3級…社会性やコミュニケーション能力が不十分で、かつ、社会行動に問題がみられるため、労働が著しい制限を受けるもの

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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