アスペルガーで人間関係を築けず就労ができません。障害年金2級を受給することは可能でしょうか?

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アスペルガーで人間関係を築けず就労ができません。障害年金2級を受給することは可能でしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日: 最終更新日:

アスペルガーです。

これまで何度か就労しましたが、いずれも安定して継続就労することはできませんでした。

仕事そのものは無難に仕上げているとは思うのですが、上司や同僚から求められている仕事のレベルがわかりません。

そのため、求められている以上のことをしてしまい、「余計なこと」と言われてしまうことが多々ありました。

相手の心情や立場を考えた言動や行動ができないらしく、上司や同僚と安定した人間関係を築くことができません。

このような状態で現在は無職となってしまいました。

障害年金2級を受給することは可能でしょうか?

アスペルガー症候群でも障害年金2級の受給可能性は考えられます。

どのような状態なら障害年金を受給できるか確認しましょう。

アスペルガー症候群でどのような状態なら障害年金を受給できるか。

障害年金では、ケガや病気の程度に応じて等級が設定されています。

▼障害基礎年金
1級と2級

▼障害厚生年金
1級、2級、3級

障害が重い順に、1級、2級、3級となります。

1級、2級、3級の状態は、以下の通りとなっています。

障害年金の等級 障害の状態
3級
※障害厚生年金のみ
労働に著しい制限があるもの
2級 日常生活に著しい制限があるもの
1級 他人の介助がなければほとんど自分の用事を済ませることができないもの
アスペルガー症候群の認定について

アスペルガー症候群については、社会行動やコミュニケーション能力の障害により対人関係や意思疎通を円滑に行うことが出来ないために日常生活に著しい制限を受けることに着目して認定をされます。

アスペルガー症候群の認定基準

アスペルガー症候群の各等級に該当する障害の状態は、以下の通りとなっています。

  • 1級…社会性やコミュニケーション能力が欠如しており、かつ、著しく不適応な行動がみられるため、日常生活への適応が困難で常時援助を必要とするものとする。
  • 2級…社会性やコミュニケーション能力が乏しく、かつ、不適応な行動がみられるため、日常生活への適応にあたって援助が必要なもの
  • 3級…社会性やコミュニケーション能力が不十分で、かつ、社会行動に問題がみられるため、労働が著しい制限を受けるもの 

本事案では

ご質問内容からは日常生活状況についての詳細は分かりかねますが、コミュニケーション能力の障害により、対人関係や意思疎通を円滑に行うことができず、そのために、就労を継続できず無職の状態とのことですので、障害年金2級に該当する可能性も考えられます。

障害年金を受給するために

障害年金の申請は、国民年金法・厚生年金法や認定基準等をご存じない方がひとりで対応するには限界があります。

ご自分の生活がかかった大切なことなので、専門家である社労士に知識・経験を求めるのが最善の選択です。

「事務手数料の2万円を支払うのが惜しくて、とりあえず自分でやってみたけど不支給だった。なんとかしてください」というご相談をいただくケースがあります。

当然その時点からできる限りのサポートをさせていただくのですが、事後重症請求の方の場合、1か月請求が遅くなれば、障害基礎年金2級なら毎月約6万5千円ずつ捨てていくことになります。

最初にかかる2万円の事務手数料を惜しんだばかりに、障害年金の受け取りが数か月遅くなっては本末転倒です。

一人でわけも分からず不安いっぱいで戦うのではなく、あなたの代理人となって受給に向けて取り組んでくれる専門家である社労士を味方につけてください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。

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