30年以上前の初診日が分かりません。障害年金をもらうにはどうしたらいいでしょうか?

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30年以上前の初診日が分かりません。障害年金をもらうにはどうしたらいいでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

1年くらい前に生活保護の担当の人からのすすめで障害年金を申請しようとしています。

しかし、いまだに初診日が分からない状態です。

私は今41歳ですが、5歳頃からてんかんでした。

障害者手帳は10年ほど前にもらっています。

生活保護の担当の人は障害年金がもらえたらいいんだけど、と言ってくれていますが、

5歳のときの病院はもう廃業していてありません。

母もあまりにも古い話でよく覚えていませんし、その後に通った病院もどこに行ったか分からない、

もうカルテがない、という状態です。

障害年金をもらうにはどうしたらいいでしょうか?

本回答は2018年9月現在のものです。

 

障害年金には、初診日要件というものがあります。

そのため、初診日を特定する必要があります。

 

「初診日要件」とは

初診日は、国民年金と厚生年金のどちらに加入していたか、

その加入していた制度によって、もらえる年金の種類が決まります。

  • 初診日が厚生年金被保険者期間中にある場合は、障害厚生年金
  • 初診日が国民年金被保険者期間中にある場合は、障害基礎年金
  • 初診日が20歳前または60歳以上65歳未満(国内に住んでいる方のみ)の年金未加入期間にある場合は、障害基礎年金

※初診日とは…障害の原因となった傷病について、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日をいいます。ただし、知的障害の場合は、出生日が初診日となります。

 

ご質問者様の場合、初診日は5歳の頃とのことですが、

証明できるものは何もないとのことでした。

 

しかし、次の場合には、審査の上、

本人の申し立てた初診日が認められます。

  1. 初診日について第三者(隣人、友人、民生委員など)が証明する書類があり、他にも参考資料が提出された場合
  2. 初診日が一定の期間にあることを示す参考資料が提出され、保険料納付要件など一定の条件を満たしている場合

※第三者(三親等以内の親族は認められません)による確認項目は、以下の通りです。

  • 発症から初診日までの症状の経過
  • 初診日頃における日常生活上の支障度合い
  • 医療機関の受診契機
  • 医師からの療養の指示など受診時の状況
  • 初診日頃の受診状況を知り得た状況 など

 

病院の診察券、学校の記録等があれば、

初診日を証明するのに参考となる書類となる可能性があります。

できるだけ古い初診日を証明できる上記参考資料を探してみることをお勧めします。

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

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