てんかんでもたくさん障害年金がもらえるのですか?

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てんかんでもたくさん障害年金がもらえるのですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私の友人は、子供の頃からてんかんがあり、病院に通っていました。

その友人に久しぶりに会うと、

仕事もせず、障害年金をもらいながら優雅に暮らしていると言います。

てんかんでもそんなにたくさん障害年金がもらえるのですか?

本回答は2018年2月時点のものです。

 

ご質問内容から、子供の頃からてんかんで通院しているとありますので、

20歳前傷病の障害基礎年金が支給されていることが拝察されます。

 

障害基礎年金の支給額は平成29年現在、以下の通りとなっています。

障害基礎年金の支給額(平成29年)

  • 障害基礎年金1級…年974,100円
  • 障害基礎年金2級…年779,300円

※障害基礎年金の受給権者に加算対象となる子がいる場合、子の加算を受けることができます。

 

障害基礎年金の受給額は、障害の程度によって等級が決まります。

てんかんだからたくさんもらえる、ということではありません。

 

てんかんの各等級に該当する障害の状態は、以下の通りです。

てんかんの認定基準

【1級】

  • 十分な治療にかかわらず、てんかん性発作のA又はBが月に1回以上あり、かつ、常時の援助が必要なもの

【2級】

  • 十分な治療にかかわらず、てんかん性発作のA又はBが年に2回以上、もしくは、C又はDが月に1回以上あり、かつ、日常生活が著しい制限を受けるもの

【3級】

  • 十分な治療にかかわらず、てんかん性発作のA又はBが年に2回未満、もしくは、C又はDが月に1回未満あり、かつ、労働が著しい制限を受けるもの

(注)発作のタイプは以下の通りです。

  • A:意識障害を呈し、状況にそぐわない行為を示す発作
  • B:意識障害の有無を問わず、転倒する発作
  • C:意識を失い、行為が途絶するが、倒れない発作
  • D:意識障害はないが、随意運動が失われる発作

 

てんかんでの障害年金の申請について

発症から長期間申請していない場合、初診日の特定と証明が困難となります。

また、てんかんは発作の頻度、重症度のみで障害の状態を認定されるものではないため、

障害等級に該当するか否かの判断、十分な申請書類の作成等に

申請には専門知識が必要となります。

そのため、関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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