ADHDと自閉症。障害年金をもらえたら手元に入るお金が20万円くらいになりますか?

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ADHDと自閉症。障害年金をもらえたら手元に入るお金が20万円くらいになりますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

ADHD、自閉症スペクトラム症候群です。

今は障害を会社に言って働いています。

仕事は軽い事務で、上司がいて責任が軽いためできています。

ただ、給料は12万円ほどで、今後上がる見込みもありません。

職場では障害のことを言っていますし、

だから易しい仕事にしてもらえているので仕方ありませんが…

今後、ずっと12万円では自分の将来がないようにも思います。

障害年金をもらえたら手元に入るお金が20万円くらいになるのかなあと思いますが、

どうですか?

本回答は2017年11月時点のものです。

 

現在、給与が月に約12万円とのことですので、

月に20万円の収入となるとあと8万円が必要となります。

 

障害年金の受給額は以下の通りとなっています。

障害年金の受給額(平成29年)

  • 障害基礎年金1級…年974,125円
  • 障害基礎年金2級…年779,300円
  • 障害厚生年金1級…年974,125円+報酬比例の年金額×1.25
  • 障害厚生年金2級…年779,300円+報酬比例の年金額
  • 障害厚生年金3級…報酬比例の年金額(最低保証額584,500円)

※障害基礎年金の受給権者に加算対象となる子がいる場合、子の加算を受けることができます。

※障害厚生年金1級、2級の受給権者に加算対象となる配偶者がいる場合、配偶者の加給年金を受けることができます。

 

ひと月あたり約8万円の受給額となると障害厚生年金2級以上の認定が必要となります。

 

ADHD(注意欠陥多動性障害)、自閉症スペクトラム障害の認定基準は以下の通りとなります。

発達障害の認定基準

【1級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が欠如している
  2. 著しく不適応な行動がみられるため、日常生活への適応が困難で常時援助を必要とするもの 

【2級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が乏しい
  2. 不適応な行動がみられるため、日常生活への適応にあたって援助が必要なもの

【3級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が不十分
  2. 社会行動に問題がみられるため、労働が著しい制限を受けるもの

 

なお、障害年金の支給月は以下の通りとなっています。

障害年金の支給月

年金は、年6回に分けて支払われます。

支払月は、2月、4月、6月、8月、10月、12月になっています。

それぞれの支払月には、その前月までの2か月分の年金が支払われます。

例えば、4月に支払われる年金は、2月、3月の2か月分です。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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