ADHDとヘルニアがあれば障害年金は通りやすいですか?

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ADHDとヘルニアがあれば障害年金は通りやすいですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私はADHDで17歳の時から毎月精神科に通っています。

現在25歳で、障害者雇用で清掃の仕事をしていますが、最近は腰の痛みが強いので辞めようと思っています。

おそらくヘルニアではないかと思うのですが、ADHDとヘルニアがあれば障害年金は通りやすいですか?

ADHD(注意欠陥多動性障害)とヘルニアがあれば障害年金は通りやすい、ということはありません。

 

ADHD(注意欠陥多動性障害)は精神の障害、ヘルニアは肢体の障害ですので、両方で申請をする場合は、それぞれで審査を受け、それぞれで等級が決定します。

両方とも2級の場合は併合で1級になりますが、どちらか一方でも3級の場合は併合認定は行われず、どちらか有利な方を選択することになります。

 

ご質問内容からは、それぞれの障害の状態が分かりかねますが、次の認定基準を参考にしていただき、どちらか一方、もしくは両方で申請をご検討されてはいかがでしょうか。

発達障害の認定について

発達障害については、たとえ知能指数が高くても社会行動やコミュニケーション能力の障害により対人関係や意思疎通を円滑に行うことが出来ないために日常生活に著しい制限を受けることに着目して認定をされます。

発達障害の認定基準

【1級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が欠如している
  2. 著しく不適応な行動がみられるため、日常生活への適応が困難で常時援助を必要とするもの 

【2級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が乏しい
  2. 不適応な行動がみられるため、日常生活への適応にあたって援助が必要なもの

【3級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が不十分
  2. 社会行動に問題がみられるため、労働が著しい制限を受けるもの

 

疼痛について

疼痛(痛み)は、原則として認定の対象となりません。

ただし、次の1〜4等の場合は、発作の頻度、強さ、持続時間、疼痛の原因となる他覚所見等により、以下の通りに取り扱います。

  1. 四肢その他の神経の損傷によって生じる灼熱痛
  2. 脳神経及び脊髄神経の外傷その他の原因による神経痛
  3. 根性疼痛
  4. 悪性新生物に随伴する疼痛等
  • 3級…軽易な労働以外の労働に常に支障がある程度のもの
  • 障害手当金…一般的な労働能力は残存しているが、疼痛により時には労働に従事することができなくなり、就労可能な職種の範囲が相当な程度に制限されるもの

 

なお、ヘルニアについては、まだ受診をしていないことが拝察されます。

まずは医療機関を受診し、障害認定日の到来を待ってから申請を検討しましょう。

障害認定日とは

障害の程度の認定を行うべき日をいい、原則として、

  • 初診日から起算して1年6月を経過した日
  • 傷病が治った日(その症状が固定し、治療の効果が期待できない状態に至った日を含む)

のいずれか早い日となります。

 

(本回答は2022年4月現在のものです。)

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

当サイトでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。

 

◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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