顔面神経鞘腫の摘出術から味覚障害と聴力低下と嚥下困難。障害年金はもらえますか?

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顔面神経鞘腫の摘出術から味覚障害と聴力低下と嚥下困難。障害年金はもらえますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

こんにちは。

私は高校生の頃に突然顔面麻痺になったことが2度あり、病院に通って一応完治しました。

25歳の時にまた顔面麻痺となり、詳しく検査をしたら脳腫瘍ができていました。

結局、顔面神経鞘腫ということで摘出術を行いました。

術後1年ですが、顔面麻痺があり、味覚障害と聴力低下があります。

リハビリ中ですが嚥下困難もあります。

仕事もできず医療費ばかりがかかり、家計は火の車です。

障害年金がもらえたらと思うのですが、受給できますか?

本回答は2017年4月時点のものです。

 

顔面神経鞘腫の摘出術により、聴力や嚥下機能に障害が残ったものと推察いたします。

 

聴覚障害による障害年金の認定基準は以下の通りです。

聴覚障害の認定基準

【1級】

  • 両耳の聴力レベルが100デジベル以上のもの

【2級】

  • 両耳の聴力レベルが90デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が30%以下のもの

【3級】

  • 両耳の平均純音聴力レベル値が70デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が50デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が50%以下のもの
  • 一耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、症状が固定していないもの

 

そしゃく・嚥下機能の障害について各等級に該当する障害の状態は以下の通りです。

そしゃく・嚥下機能障害の認定基準

【2級】そしゃくの機能を欠くもの。具体的には次の通りです。

  • 流動食以外は摂取できないもの
  • 経口的に食物を摂取することができないもの
  • 経口的に食物を摂取することが極めて困難なもの(食餌が口からこぼれ出るため常に手、器物等でそれを防がなければならないもの、または、一日の大半を食事に費やさなければならない程度のもの)

【3級】そしゃく・嚥下の機能に相当程度の障害を残すもの。具体的には次の通りです。

  • 経口摂取のみでは十分な栄養摂取ができないためにゾンデ栄養の併用が必要なもの
  • 全粥又は軟菜以外は摂取できない程度のもの
  • そしゃく・嚥下の機能に障害を残すもの、つまり、ある程度の常食は摂取できるが、そしゃく・嚥下が十分できないため、食事が制限される程度のものであり、かつ症状が固定していないもの

 

聴覚の障害、特に内耳の傷病による障害と平衡機能障害とは、

併存することがあり、その場合は併合認定の取り扱いが行われます。

さらに上位等級に認定される可能性も考えられます。

申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり

というケースが数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

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