糖尿病による網膜症。片目で0.2では受給は難しいのでしょうか?

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糖尿病による網膜症。片目で0.2では受給は難しいのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私の主人の障害年金申請のことで質問です。

主人は現在49歳、糖尿病による網膜症で右の視力がありません。

申請のため眼科で診断書を書いていただいたのですが、

左の矯正視力が0.2とされていました。

主治医からは視力で障害年金は難しいかもしれないから、

糖尿病で申請をした方がいいのではと言われました。

片目で0.2では受給は難しいのでしょうか?

本回答は2017年2月時点のものです。

 

ご質問者様の場合、右眼の視力がなく、左の矯正視力が0.2とのことですので、

糖尿病性網膜症での障害年金の申請も検討しましょう。

 

片目のみの障害の認定基準は、以下の通りとなっています。

一眼の障害の認定基準

  • 3級…一眼の視力が0.1以下に減じ、症状が固定していないもの
  • 障害手当金…一眼の視力が0.1以下に減じ、症状が固定しているもの

 

障害手当金について

以下のすべての条件を満たした場合、障害手当金を受給できます。

  1. 厚生年金保険の被保険者である間に、障害の原因となった病気やけがの初診日があること。
  2. 障害の原因となった病気やけがが初診日から5年以内に治り(症状が固定し)、その治った日に障害厚生年金を受けるよりも軽い障害の状態であって、障害の程度が障害等級表に定める程度であること。
  3. 保険料の納付要件を満たしていること。

 

なお、糖尿病も障害年金の認定対象となっています。

糖尿病の認定基準

以下のすべてを満たすものについて、3級に認定されます。

  • 90日以上のインスリン治療を行っている
  • Cペプチド値、重症低血糖、糖尿病ケトアシドーシス、高血糖高浸透圧症候群のいずれかが一定の程度
  • 日常生活の制限が一定の程度

症状、検査成績および具体的な日常生活状況等によっては、

さらに上位等級に認定されることも考えられます。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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