うつ病で、認定日は障害厚生年金3級、事後重症は2級が通りますか?

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うつ病で、認定日は障害厚生年金3級、事後重症は2級が通りますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

うつ病で障害厚生年金の申請を予定しています。

障害認定日の頃は週5で働いて、給料も20万円ほどありました。

今は週1のアルバイトで、給料は5万円くらいです。

なので、障害認定日は3級、事後重症では2級といった感じでしょうか?

ちなみに精神保健福祉手帳はずっと2級です。

 

本回答は2018年1月時点のものです。

 

障害年金は障害の状態を審査され、等級が決定されます。

就労状況と給与額のみで等級が決定されるものではありません。

 

また、精神保健福祉手帳と障害年金の関係は、以下の通りです。

精神保健福祉手帳と障害年金について

精神保健福祉手帳と障害年金は、

根拠法も審査機関も認定基準も異なる全く別の制度であり、

両者の等級は連動するものではありませんので、

精神保健福祉手帳の等級がそのまま障害年金の等級となるわけではありません。

 

そのため、手帳の等級が2級であって障害年金の2級が得られるわけではありません。

また、手帳を取得していない場合でも障害年金の受給権が得られる場合もあります。

 

うつ病の認定基準は、以下の通りです。

うつ病の認定基準

  • 1級…高度の気分、意欲・行動の障害及び高度の思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、日常生活が著しい制限を受けるもの
  • 3級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、その病状は著しくないが、これが持続したりまたは繰り返し、労働に制限を受けるもの

 

精神障害で就労している場合の日常生活能力は、

以下のように判断されます。

精神障害で就労している場合の日常生活能力の判断について

精神障害で就労している場合、

労働に従事していることをもって、直ちに日常生活能力が向上したものととらえず、

その療養状況を考慮するとともに、

仕事の種類、内容、就労状況、仕事場で受けている援助の内容、

他の従業員との意思疎通の状況等を十分確認したうえで

日常生活能力を判断されます。

 

ご質問内容からは、日常生活状況等が分かりかねますので、

等級の判断はいたしかねますが、

上記の内容を参考にしていただき、

障害年金の申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり

というケースが数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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