障害厚生年金をもらいながら、産前産後の手当金や育児手当金はもらえるのでしょうか?

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障害厚生年金をもらいながら、産前産後の手当金や育児手当金はもらえるのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

網膜色素変性症で障害者手帳2級が交付されています。

現在障害厚生年金申請中です。

仕事は正社員で、健康保険と厚生年金が給料から天引きされています。

この度産休をもらうことになったのですが、

障害厚生年金をもらいながら、

産前産後の手当金や育児手当金はもらえるのでしょうか?

本回答は2018年2月時点のものです。

 

障害厚生年金を受給していても、

健康保険の出産手当金や出産育児一時金、

雇用保険の育児休業給付を受けることができます。

 

網膜色素変性症の特徴的な症状は、

夜盲(暗いところでものが見えにくい)、

視野狭窄(視野が狭い)、視力低下の3つがあります。

 

視野障害の認定基準は、次のいずれかを満たすものとなっています。

視野障害の認定基準

【2級】

  • 両眼の視野が5度以内(I/2視標)
  • 両眼の視野が10度以内(I/4視標)であり、かつ中心10度以内の8方向の残存視野のそれぞれの角度の合計が56度以下(I/2視標)

【3級】(症状が固定していないもの)

  • 両眼の視野が10度以内のもの
  • 両眼による視野が2分の1以上欠損したもの…片眼ずつ測定し、それぞれの視野表を重ね合わせることで、測定した視野の面積が生理的限界の面積の1/2以上欠損しているもの

 

障害年金の視力障害の認定基準は以下の通りとなっております。

視力障害の認定基準について

  • 1級…両眼の視力の和が0.04以下のもの
  • 2級…両眼の視力の和が0.05以上0.08以下のもの
  • 3級…両眼の視力が0.1以下に減じたもの、または、障害手当金の程度であり症状固定していないもの
  • 障害手当金…両眼の視力が0.6以下に減じたもの、または、一眼の視力が0.1以下に減じたもの

 

視力障害と視野障害が併存している場合

視力障害と視野障害が併存している場合、併合認定の取扱いを行われます。

 

一方、身体障害者手帳の視覚障害2級の程度は、

  • 両眼の視力の和が0.02以上0.04以下のもの
  • 両眼の視野がそれぞれ10度以内で、かつ、両眼による視野について視能率による損失率が95パーセント以上のもの

となっています。

 

上記を照らし合わせると、障害年金が受給できる可能性が十分に考えられます。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり

というケースが数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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