国民年金は猶予制度を利用しているため納めていません。障害年金をもらうことは難しいでしょうか?

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国民年金は猶予制度を利用しているため納めていません。障害年金をもらうことは難しいでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私は19歳の大学生の時に過敏性腸症候群になってしまいました。

年々症状が悪化しているようで、今では一日の半分以上トイレにこもっています。

現在は29歳ですが就職もできず無職です。

国民年金は20歳から猶予制度を利用しているため納めていません。

やはり障害年金をもらうことは難しいでしょうか?

本回答は2021年1月現在のものです。

 

障害年金の支給要件のひとつに「保険料納付要件」がありますが、これは、初診日(初めて病院を受診した日)が20歳未満の未加入期間中にある場合は問われません。

ご質問者様の場合、19歳の大学生の時に発症しているため、保険料納付要件については問われないでしょう。

 

保険料納付要件とは

初診日の前日において以下の1または2を満たしている必要があります。

  1. 初診日のある月の前々月までの公的年金の加入期間の2/3以上の期間について、保険料が納付または免除されていること
  2. 初診日において65歳未満であり、初診日のある月の前々月までの1年間に保険料の未納がないこと

※ただし、20歳前の年金制度に加入していない期間に初診日がある場合は、納付要件はありません。

 

ご質問者様の場合、20歳前傷病の障害基礎年金の請求になるため、障害の状態が2級上に該当する場合受給できます。

就職もできず、一日の半分以上トイレにこもっているとのことですので、受給できる可能性も考えられます。

次の認定基準を参考にしていただき、申請をご検討されてはいかがでしょうか。

 

その他の疾患による障害の認定基準について

【1級】

  • 身体の機能に障害又は長期にわたる安静を必要とする症状があり、日常生活の用を弁ずることを不能ならしめる程度のもの
  • 身の回りのこともできず、常に介助を必要とし、終日就床を強いられ、活動の範囲がおおむねベッド周辺に限られるもの

【2級】

  • 日常生活が著しい制限を受けるか又は日常生活に著しい制限を加えることを必要とする程度のもの

次のいずれかに該当するもの

  • 身の回りのことはある程度できるが、しばしば介助が必要で、日中の50%以上は就床しており、自力では屋外への外出等がほぼ不可能となったもの
  • 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの

【3級】

  • 労働が制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要とする程度のもの

次のいずれかに該当するもの

  • 歩行や身のまわりのことはできるが、時に少し介助が必要なこともあり、軽労働はできないが、日中の50%以上は起居しているもの
  • 軽度の症状があり、肉体労働は制限を受けるが、歩行、軽労働や座業はできるもの。 例えば、軽い家事、事務など

 

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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