聴覚障害者手帳4級で障害基礎年金の申請は可能ですか?

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聴覚障害者手帳4級で障害基礎年金の申請は可能ですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私は50代の専業主婦です。

現在、難病からの神経障害による難聴のため、身体障害者手帳4級を申請中です。

低音、高音での申請はできなかったのですが、語音明瞭度での申請ができました。

聴覚障害者手帳4級で障害基礎年金の申請は可能ですか?

本回答は2020年8月現在のものです。

 

ご質問内容から、具体的な聴力レベルが分かりかねますが、次の認定基準の2級以上に該当しない場合は、障害基礎年金の認定を得ることは難しいでしょう。

 

聴覚障害の認定基準

【1級】

  • 両耳の聴力レベルが100デジベル以上のもの

【2級】

  • 両耳の聴力レベルが90デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が30%以下のもの

【3級】

  • 両耳の平均純音聴力レベル値が70デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が50デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が50%以下のもの
  • 一耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、症状が固定していないもの

 

ご質問者様の場合、語音明瞭度の申請で手帳4級を申請中とのことですので、障害の程度は、

  • 両耳による普通話声の最良の語音明瞭度が50%以下のもの

であることが拝察されます。

この状態で、かつ、両耳の平均純音聴力レベル値が50デジベル以上であれば、3級に該当することが考えられますが、3級は厚生年金にしかない等級です。

残念ながら、障害基礎年金の請求では、3級の認定を得ることはできません。

 

障害基礎年金と障害厚生年金の障害等級について

  • 障害基礎年金…1級および2級
  • 障害厚生年金…1級、2級および3級

 

障害厚生年金か障害基礎年金か

障害厚生年金を受給できるか、障害基礎年金の受給となるかは、初診日に加入していた年金制度によって決まります。

  • 初診日が厚生年金被保険者期間中にある場合は、障害厚生年金
  • 初診日が国民年金被保険者期間中にある場合は、障害基礎年金
  • 初診日が20歳前または60歳以上65歳未満(国内に住んでいる方のみ)の年金未加入期間にある場合は、障害基礎年金

 

今後、状態が進行し、2級に当てはまる程度となった場合は、認定が得られる可能性が考えられます。

 

弊所では、初めて受診した日の特定から、受給の可能性があるかの判断、どのように申請作業を進めるか、そして申請、受給までフルサポートを行っております。

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障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
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より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
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