障害基礎年金を申請しようと思うのですが、傷病の発生年月日とはいつの日を書くのですか?

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障害基礎年金を申請しようと思うのですが、傷病の発生年月日とはいつの日を書くのですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日: 最終更新日:

私は脳性麻痺のため足に障害があります。

障害基礎年金を申請しようと思うのですが、傷病の発生年月日とはいつの日を書くのですか?

私は生まれつきなので、生年月日を書けばよいのでしょうか?

傷病の発生年月日は、おおまかな時期を記載すればそれで足ります。

「○年○月頃」というような書き方で構いません。

重要なのは、その下欄の「初めて医師の診療を受けた日(=初診日)」です。

障害年金を請求する際は、初診日を明確にしましょう。

初診日とは…

初診日とは、障害の原因となった傷病について、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日をいいます。

本事案の場合

本事案の場合、発症年月日は生年月日を記載すればよいでしょう。

また、生まれつきの障害とのことですので、20歳前傷病の障害基礎年金の請求となるでしょう。

20歳前傷病の障害基礎年金とは…

先天性の病気などにより20歳前から障害があり、初診日が、20歳前(年金制度に加入していない期間)にあり、かつ、障害の状態が1級または2級に該当する場合には、障害基礎年金を受けることができます。

下肢の機能障害とのことですので、どのような状態なら障害年金を受給できるか確認しましょう。

下肢の機能障害の認定基準

障害の等級

障害の状態

1級

  • 両下肢の用を全く廃したもの

2級

  • 一下肢の用を全く廃したもの

例)一下肢の3大関節中いずれか2関節以上の関節の他動可動域が、健側の他動可動域の2分の1以下に制限され、かつ、筋力が半減しているもの

例)両下肢の3大関節中それぞれ1関節の他動可動域が2分の1以下に制限され、かつ、筋力が半減しているもの

3級

※障害厚生年金のみ

  • 一下肢の3大関節のうち、2関節の用を廃したもの
  • 一下肢の機能に相当程度の障害を残すもの…たとえば、一下肢の3大関節中1関節が不良肢位で強直しているもの
  • 両下肢に機能障害を残すもの…たとえば、両下肢の3大関節中それぞれ1関節の筋力が半減しているもの

障害手当金

※障害厚生年金のみ

  • 一下肢の3大関節のうち、1関節に著しい機能障害を残すもの
  • 一下肢に機能障害を残すもの…たとえば、一下肢の3大関節中1関節の筋力が半減しているもの

本事案の場合、上記2級以上に該当すれば、障害年金を受給することができるでしょう。

障害年金を受給するために

障害年金の審査は、「しんどい」、「お金に困っている」、「悲しい」等ではなく、あくまで認定基準に該当しているか否かを審査されます。

そのため、国民年金法・厚生年金法や認定基準等をご存じない方がひとりで対応するには限界があります。

ご自分の生活がかかった大切なことなので、専門家である社労士に知識・経験を求めるのが最善の選択です。

一人でわけも分からず不安いっぱいで戦うのではなく、あなたの代理人となって受給に向けて取り組んでくれる専門家である社労士を味方につけてください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

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