くも膜下出血から高次脳機能障害となりました。働いていては障害年金は通らないのでしょうか?

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くも膜下出血から高次脳機能障害となりました。働いていては障害年金は通らないのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

夫がくも膜下出血で倒れ、高次脳機能障害です。

障害厚生年金の申請をしようと思っていますが、

住宅ローンも抱えており今後の生活が不安です。

仕事は退職していませんが、今後続けられるのかわかりません。

働いていては障害年金は通らないのでしょうか?

本回答は2017年4月時点のものです。

 

働いていては障害年金を受給できないとは限りません。

 

就労していること一事をもって障害年金を受給できないものとする情報をよく耳にしますが、

そのようなことはありません。

障害年金は就労しているか否かの一事で受給を判断するものではなく、

障害の状態が障害等級に該当するか否かで判断されます。

 

そして、精神障害の方の日常生活能力の判断について、

現に就労している場合は、

その療養状況を考慮するとともに、

仕事の種類、内容、就労状況、仕事場で受けている援助の内容、

他の従業員との意思疎通の状況等を十分確認したうえで判断するとされています。

 

高次脳機能障害の認定基準

高次脳機能障害の各等級に該当する障害の状態は、以下の通りとなっております。

【1級】

  • 高度の認知障害、高度の人格変化、その他の高度の精神神経症状が著明なため、常時の援助が必要なもの

【2級】

  • 認知障害、人格変化、その他の精神神経症状が著明なため、日常生活が著しい制限を受けるもの

【3級】

  • 認知障害、人格変化は著しくないが、その他の精神神経症状があり、労働が制限を受けるもの
  • 認知障害のため、労働が著しい制限を受けるもの

 

就労をしていたとしても、上記の障害の状態に該当すると判断された場合、

障害年金の支給を受けることができます。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり

というケースが数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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