先天性聴覚障害と知的障害。障害基礎年金は受給できますか?

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先天性聴覚障害と知的障害。障害基礎年金は受給できますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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先天性聴覚障害と知的障害です。

障害基礎年金は受給できますか?

本回答は2015年12月時点のものです。

 

先天性聴覚障害とのことですので、20歳前傷病の障害基礎年金を請求することになります。

聴覚障害の1級、2級の障害の状態は以下の通りです。

聴覚障害の1級、2級の認定基準

【1級】

  • 両耳の聴力レベルが100デジベル以上のもの

【2級】

  • 両耳の聴力レベルが90デジベル以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベル値が80デジベル以上で、かつ、最良語音明瞭度が30%以下のもの

 

また、知的障害の各等級に該当する障害の状態は以下の通りです。

知的障害の認定基準

  • 1級…食事や身のまわりのことを行うのに全面的な援助が必要であって、かつ、会話による意思の疎通が不可能か著しく困難であるため、日常生活が困難で常時援助を必要とするもの
  • 2級…食事や身のまわりのことなどの基本的な行為を行うのに援助が必要であって、かつ、会話による意思の疎通が簡単なものに限られるため、日常生活にあたって援助が必要なもの
  • 3級…知的障害があり、労働が著しい制限を受けるもの

 

障害基礎年金での申請となりますので、2級以上に該当しなければ不支給となりますが、

知的障害が3級相当であり、

聴覚障害が以下のいずれかであれば併合により2級となる可能性が考えられます。

  • 両耳の平均純音聴力レベル値が80で時別以上のもの
  • 両耳の平均純音聴力レベルが50デジベル以上80デジベル未満で、かつ、最良語音明瞭度が30%以下のもの

 

ご質問内容からは知的障害、聴覚障害ともに障害の状態はわかりかねますが、

障害年金の申請を検討しましょう。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。

申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

上記で申し上げましたように、

障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、

障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」

との指摘が出ているほどです。

より確実に支給を勝ち取るには社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で受給を勝ち取っています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

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