障害厚生年金3級が支給された後に、さらに視力が低下し2級になった場合、配偶者と子供の加算はある?

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障害厚生年金3級が支給された後に、さらに視力が低下し2級になった場合、配偶者と子供の加算はある?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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私の右眼は網膜剥離のため視力0、左は矯正視力で0.1です。

障害厚生年金の申請を考えていますが、3級に該当するかと思われます。

障害厚生年金3級が支給された後に、さらに視力が低下し2級になった場合、

配偶者と子供(小学生2人)の加算はあるのでしょうか?

本回答は2018年7月現在のものです。

 

障害厚生年金3級が支給された後に、さらに視力が低下し2級になり、

その時点で加算対象となる配偶者や子供がいる場合、

配偶者の加給年金、子の加算を受けることができます。

 

加算対象となる子

加算対象となる子とは、受給権者が生計を維持する次の子のことをいいます。

  1. 18歳に達する日以後の最初の3月31日までの間にある子
  2. 20歳未満であって障害等級1級、2級に該当する子

ただし、子に年間850万円以上の収入(または655.5万円以上の所得)がある場合は、

加算対象者となりません。

 

子の加算額

平成30年度

  • 子2人まで…1人につき年額224,300円
  • 子3人目から…1人につき年額74,800円

 

配偶者の加給年金の対象となる要件

  1. 配偶者が退職共済年金や障害年金を受け取っていないこと。
  2. 配偶者が65才未満であること。
  3. 年金受給権者と同一の世帯で生計を一にしており、配偶者の年収が850万円未満(所得が655.5万円未満)であること。

 

配偶者の加給年金額

  • 平成30年度…年額224,300円

 

障害年金において、

視力障害の各等級に該当する障害の状態は以下の通りとなっております。

申請をご検討される際に、ご参考ください。

 

視力障害の認定基準

  • 1級…両眼の視力の和が0.04以下のもの
  • 2級…両眼の視力の和が0.05以上0.08以下のもの
  • 3級…両眼の視力が0.1以下に減じたもの、または、障害手当金の程度であり症状固定していないもの
  • 障害手当金…両眼の視力が0.6以下に減じたもの、または、一眼の視力が0.1以下に減じたもの

※屈折異常のあるものについては、矯正視力により認定する。

※両眼の視力とは、それぞれの視力を別々に測定した数値であり、両眼の視力の和とは、それぞれの測定値を合算したものをいう。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったり

というケースが数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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