網膜剥離のため左眼の視力なし。右眼は0.7くらいですが、障害厚生年金はもらえるのでしょうか?

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網膜剥離のため左眼の視力なし。右眼は0.7くらいですが、障害厚生年金はもらえるのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私はこの5年の間に、網膜剥離の手術を3回行っており、

左眼の視力はほぼありません。

右眼は裸眼で0.7くらいありますが、眼圧が高く、再手術となる予定です。

かろうじて一般企業に在籍しておりますが、

休むことも多く、いつリストラされるかわかりません。

このような状態ですが、障害厚生年金はもらえるのでしょうか?

本回答は2018年9月現在のものです。

 

視力に障害がある場合は、以下の認定基準により審査されます。

視力障害の認定基準

  • 1級…両眼の視力の和が0.04以下のもの
  • 2級…両眼の視力の和が0.05以上0.08以下のもの
  • 3級…両眼の視力が0.1以下に減じたもの、または、障害手当金の程度であり症状固定していないもの
  • 障害手当金…両眼の視力が0.6以下に減じたもの、または、一眼の視力が0.1以下に減じたもの

※屈折異常のあるものについては、矯正視力により認定する。

※両眼の視力とは、それぞれの視力を別々に測定した数値であり、両眼の視力の和とは、それぞれの測定値を合算したものをいう。

 

ご質問者様の場合、左眼の視力はないが右目は裸眼で0.7とのことですので、

上記の認定基準に照らすと等級には該当しないことが考えられます。

残念ながら、視力障害のみでは認定を得ることは難しいでしょう。

 

なお、視野の欠損がある場合は、併合認定が行われる場合があります。

視野障害については、下記の認定基準を参考にしてください。

 

視力障害と視野障害が併存している場合

視力障害と視野障害が併存している場合、併合認定の取扱いが行われます。

 

視野障害の認定基準は以下の通りです。

視野障害の認定基準

視野障害の認定基準は、次のいずれかを満たすものとなっています。

【2級】

  • 両眼の視野が5度以内(I/2視標)
  • 両眼の視野が10度以内(I/4視標)であり、かつ中心10度以内の8方向の残存視野のそれぞれの角度の合計が56度以下(I/2視標)

【3級】(症状が固定していないもの)

  • 両眼の視野が10度以内のもの
  • 両眼による視野が2分の1以上欠損したもの…片眼ずつ測定し、それぞれの視野表を重ね合わせることで、測定した視野の面積が生理的限界の面積の1/2以上欠損しているもの

 

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