障害年金不支給が決定したら不服申し立てはどれくらいの確率で通る?

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障害年金不支給が決定したら不服申し立てはどれくらいの確率で通る?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

こんにちは。

私は、25歳、女です。

このたび、統合失調症で精神障害の年金を申請しました。

昨年の9月に書類を作成して、12月末に役所に提出しました。

役所の窓口で審査は4ヶ月弱かかると言われました。

障害者手帳は二級を持っています。

質問なのですが、もし不支給になった場合、不服申し立てというのがありますが、

それはどれ位の確率で通るものなのでしょうか?

私が主治医に診断書の作成を頼んだのはバイトを休職している時で、診断書にももちろん休職中とかかれており、現在はもうそのバイトも辞めています。

不服申し立ての際、無職でもう働けない状態ということを伝えることは出来ますか?

 

本回答は2016年3月時点のものです。

 

不服申立てで、原処分が覆った確率ですが、

平成25年は14.7%でした。

近年は15%前後を推移しています。(出典はこちら)

 

しかし、不服申立ては確率論ではありません。

不服申立ては、最初の請求の際に提出した書類を元に行われます。

そのため、最初にしっかりと請求が認められるべき書類を提出していれば、

不服申立てで覆る可能性が考えられますし、

最初にきちんとした書類を提出していなければ、不服申立てで覆る可能性は低いでしょう。

それだけ、最初の請求時に提出する書類が重要になります。

 

ご質問者様の場合、

最初の書類提出時は休職、その後退職されたとのことですが、

退職したことを不服申立てで主張しても採用されないでしょう。

不服申立ては、飽くまで最初の書類の請求時について行われます。

その後の状態の変化については、原則として採用されません。

現在退職しているという事実を主張するのであれば、

もう一度事後重症請求という形を取らなければなりません。

 

障害年金の不服申立てについて

下された決定のどこが不当であるか、その不当である根拠は何かを分析し、

決定が誤りであることを指摘し、自身の請求が認められる根拠を示す等、

不服申立てには専門知識が必要ですので、

関連書籍をご購入の上、審査請求をされることをお勧めします。

1度目の申請で失敗すると再審査請求で支給が決定するのは15%前後を推移しています。

慎重にご準備ください。

不服申立ての流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてくだい。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、

障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」

との指摘が出ているほどです。

より確実に支給を勝ち取るには社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで多数の不服申立てを行い支給を勝ち取っています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

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