統合失調症の診断を受けているが、主治医の診断書で受給できるか心配です。

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統合失調症の診断を受けているが、主治医の診断書で受給できるか心配です。

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

私の息子は、平成14年にうつ病の診断を受け、その後、別の病院で統合失調症の診断を受けました。

その当時、仕事をしていて厚生年金にも加入していましたが、病状がとても思わしくなく仕事も辞めさせ、実家に帰らせました。

それから3年間は、ほとんど家の外に出ず、引きこもり状態でした。

3年後、平成17年ごろからボチボチ仕事を始めましたが、行動が鈍く思考力も低下していて、被害的な考えばかりが浮かぶようで、仕事を休みがちになり、その後辞めてしまうという事を繰り返してきました。

平成22年半ば頃より傷病手当を受給し休職していましたが、昨年その会社も解雇され現在は仕事に就けずにいます。

仕事に行かず、家にいる間は、大量の安定剤を服薬したり、意味もなく泣きわめいたり、もちろん家からは出られず家事も何もできない状態でした。

しかし主治医にはこの事を全く話していないようなのです。

 そのため、障害年金の相談をした時も「あなたは対象外ですねえ」と言われながら渋々書いてもらったそうです。

チェックすると、ほぼ自立できている状態にチェックが入っていました。

審査も厳しいと聞きますし、受給されないのではと心配です。

親亡き後の息子の将来を考えてしまい、ゆううつになります。

なにか、いい方法はないでしょうか?

本回答は2015年9月時点のものです。

 

仕事をすることができず、大量服薬をし、意味もなく泣きわめき、外出も家事もできない状態であれば、

  • 2級…残遺状態又は病状があるため 人格変化、思考障害、その他妄想・幻覚等の異常体験があるため、日常生活が著しい制限を受けるもの

に該当する可能性も考えられます。

 

しかし精神の障害の方には、

体調のいいときに病院へ行き、体調の悪いときは家にいる、

また、病院で何か聞かれても「はい、何とかやってます」等と答えてしまうということが多く見受けられます。

そのため、医師は状態がよくなっていると判断してしまい、

本人や家族が考えている状態と、医師が考えている状態が乖離してしまうことがあります。

こうしたことを避けるため、実際の病状や日常生活について、

普段の受診時から医師にきちんと伝えておく必要があります。

もう一度、医師とコミュニケーションを取られてはいかがでしょうか。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。

申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

上記で申し上げましたように、

障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、

障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」

との指摘が出ているほどです。

より確実に支給を勝ち取るには社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で受給を勝ち取っています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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