発症から5年以上経つのですが、初診日から1年半が経たないと障害年金は申請できないのですか?

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発症から5年以上経つのですが、初診日から1年半が経たないと障害年金は申請できないのですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は3か月前に初めて精神科に行き、統合失調症と診断されました。

病気の発症はおそらく中学生の頃からで、その時から陽性症状があり、

23歳まで引きこもっていたので陰性症状が続いていたようです。

発症からはすでに5年以上経つのですが、

障害年金の申請は、やはり初診日から1年半が経たないと申請できないのですか?

また、初診日より前の状態は、審査の参考にはされないのでしょうか?

本回答は2019年3月現在のものです。

 

障害年金は、障害認定日が経過すれば申請が可能となります。

ご質問者様の場合、初診日から1年6か月が経過した日以降、申請が可能となります。

 

障害認定日とは

障害の程度の認定を行うべき日をいい、原則として、

  • 初診日から起算して1年6月を経過した日
  • 傷病が治った日(その症状が固定し、治療の効果が期待できない状態に至った日を含む)

のいずれか早い日となります。

 

障害の程度の審査については、障害認定日もしくは請求時点の状態について行われるため、

初診日より前の状態については原則として審査の対象にはなりません。

 

統合失調症の認定について

統合失調症は、罹患後数年ないし十数年の経過中に症状の好転を見ることもあり、

また、その反面急激に増悪し、その状態を持続することもある。

したがって、統合失調症として認定を行うものに対しては、

発病時からの療養及び症状の経過を十分考慮するものとされています。

 

統合失調症の認定基準

  • 1級…高度の残遺状態又は高度の病状があるため高度の人格変化、思考障害、その他妄想・幻覚等の異常体験が著明なため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…残遺状態又は病状があるため人格変化、思考障害、その他妄想・幻覚等の異常体験があるため、日常生活が著しい制限を受けるもの 
  • 3級…残遺状態又は病状があり、人格変化の程度は著しくないが、思考障害、その他妄想・幻覚等の異常体験があり、労働が制限を受けるもの

 

ご質問内容に、3か月前に初めて精神科に行ったとあるため、

まだ障害認定日は到来していないことが拝察されます。

障害認定日の到来を待って、申請をご検討されてはいかがでしょうか。

 

◎障害年金の申請について

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審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
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