初診日が19歳2か月の場合、障害基礎年金の障害認定日は20歳8か月なのでしょうか。

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初診日が19歳2か月の場合、障害基礎年金の障害認定日は20歳8か月なのでしょうか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私の息子は19歳の時に統合失調症となり受診しました。

当時は大学2回生でしたので1年ほど休学しましたが、引きこもりの状態は改善せず中退しました。

現在30歳で通院は継続していますが、外出できない状態が続いており、一度も就職をしたことがありません。

主治医に勧められて障害基礎年金の申請を予定しているのですが、障害認定日がいつになるかわかりません。

息子は19歳2か月の時が初診日なのですが、障害認定日は20歳8か月なのでしょうか。

それとも20歳の誕生日なのでしょうか。

息子様の場合、障害認定日は20歳8か月になります。

20歳前傷病の障害基礎年金の障害認定日

20歳前傷病の障害基礎年金の障害認定日は、

  • 20歳の誕生日
  • 請求する傷病の初診日から起算して1年6か月を経過した日

のいずれか遅い方となります。

 

20歳前傷病の障害基礎年金とは

先天性の病気などにより20歳前から障害があり、初診日が、20歳前(年金制度に加入していない期間)にあり、かつ、障害の状態が認定基準に該当する場合には、障害基礎年金を受けることができます。

等級は1級と2級があり、障害の程度によって決められます。

※初診日とは、出生直後に、あるいは乳幼児期の健康診断(6ヶ月〜3歳時健診)、または養護学校、更生相談所等の各種検査のいずれかにおいて、医師または歯科医師の診断により、20歳までに障害が確認されている場合や、療育手帳等が交付されている場合を含みます。

 

障害認定日の時点で、障害の状態が1級もしくは2級に該当する場合、さかのぼって年金が支給されます。

ただし、年金を受け取る権利は、権利が発生してから5年を経過すると時効消滅します。さかのぼって認定が得られたとしても、実際に支給を受けることが出来るのは、時効消滅していない直近の5年分となります。

 

ご質問内容から、主治医に勧められているとのことですので、次の認定基準を参考にしていただき、申請をご検討されてはいかがでしょうか。

統合失調症の認定基準

  • 1級…高度の残遺状態又は高度の病状があるため高度の人格変化、思考障害、その他妄想・幻覚等の異常体験が著明なため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…残遺状態又は病状があるため人格変化、思考障害、その他妄想・幻覚等の異常体験があるため、日常生活が著しい制限を受けるもの 
  • 3級…残遺状態又は病状があり、人格変化の程度は著しくないが、思考障害、その他妄想・幻覚等の異常体験があり、労働が制限を受けるもの

 

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
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