IDDM(1型糖尿病)で遡及請求は不支給。不服申し立てをした方がいい?

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IDDM(1型糖尿病)で遡及請求は不支給。不服申し立てをした方がいい?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は18歳の頃に風邪のような症状からIDDM(1型糖尿病)と診断されてから、

10年ほどこの病気と向き合ってきました。

このたび、人工透析になったため、自分で障害年金を申請し、

障害年金2級に認定されました。

ですが、遡及請求はだめでした。

不服申し立てをした方がいいのでしょうか?

 

本回答は2017年3月時点のものです。

 

糖尿病も障害年金の認定対象となっています。

糖尿病の認定基準

以下のすべてを満たすものについて、3級に認定されます。

  • 90日以上のインスリン治療を行っている
  • Cペプチド値、重症低血糖、糖尿病ケトアシドーシス、高血糖高浸透圧症候群のいずれかが一定の程度
  • 日常生活の制限が一定の程度

症状、検査成績および具体的な日常生活状況等によっては、

さらに上位等級に認定されることも考えられます。

 

ご質問者様の場合、18歳の頃が初診とされ、

20歳前傷病による障害基礎年金を申請されたものと推察いたします。

 

障害基礎年金には3級という等級がないため、

2級以上の障害の状態でなければ支給されません。

20歳の誕生日前後3か月の障害の状態が、

上記の認定基準よりも重度のものであったのであれば、

遡及が認められる可能性も考えられます。

不服申し立てをしましょう。

 

障害年金の不服申立てについて

下された決定のどこが不当であるか、その不当である根拠は何かを分析し、

決定が誤りであることを指摘し、自身の請求が認められる根拠を示す等、

不服申立てには専門知識が必要ですので、

関連書籍をご購入の上、審査請求をされることをお勧めします。

1度目の申請で希望するような結果が得られないと、

再審査請求で決定が覆るのは15%前後を推移しています。

慎重にご準備ください。

不服申立ての流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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