精神障害では障害年金3級で障害者雇用でも働くと打ち切られるのですか?

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精神障害では障害年金3級で障害者雇用でも働くと打ち切られるのですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

身体障害の場合は障害年金2級でも働いている方がいると聞きましたが、

精神障害の場合は3級でも働くとすぐに打ち切られると聞きました。

精神障害では3級で障害者雇用でも働くと打ち切られるのですか?

本回答は2016年1月時点のものです。

 

精神障害の場合は、障害年金3級でも就労するとすぐに年金が支給停止になるという情報については、

根拠がありません。

 

精神障害の方の日常生活能力の判断について、

現に就労している場合は、

その療養状況を考慮するとともに、

仕事の種類、内容、就労状況、仕事場で受けている援助の内容、他の従業員との意思疎通の状況等を十分確認したうえで判断するとされています。

 

就労を開始したとしても、

仕事の内容や仕事場で受けている援助の内容を考慮した結果、

障害の状態が3級に相当すると判断された場合は、

障害年金3級の受給を継続することができます。

 

また、障害年金3級は、

「労働が制限を受けるか又は労働に制限を加えることを必要とする程度のもの」

とされており、就労不能な状態とはされていません。

 

そのため、精神障害の場合は3級であっても就労するとすぐに年金が支給停止になるという情報には、

全く根拠がありません。

実際に就労を継続しながら精神障害で障害年金3級を受給されている事例は数多く存在しています。

 

障害年金の更新について

更新時の診断書提出により金額を減らされる、支給停止となることが、

2010年から2013年の4年間で6割増えている県もあり、近年増加傾向にあります。

等級を維持することができるかどうかについての判断には専門知識が必要となります。
関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。
申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、
1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。

慎重に書類をご準備ください。


社労士への依頼も合わせてご検討ください

上記で申し上げましたように、
障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、
障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」
との指摘が出ているほどです。

より確実に支給を勝ち取るには社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、
役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で受給を勝ち取っています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

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