入院するほどではない躁うつ病と境界性パーソナリティ障害では、障害年金はもらえませんか?

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入院するほどではない躁うつ病と境界性パーソナリティ障害では、障害年金はもらえませんか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

躁うつ病と境界性パーソナリティ障害です。

精神科に通院して2年半です。

20歳です。

現在、週に1回診察を受けています。

精神保健福祉手帳を持っていないのですが、

手帳を持っていると就職では不利になりますか?

毎週病院に通わなけれならないので、

フルタイムの仕事ができません。

手帳を持っていたら職場の理解を得られるのではないかと考えています。

どうでしょうか?

また、入院するほどではない躁うつ病と境界性パーソナリティ障害では、

障害年金はもらえませんか?

本回答は2016年8月時点のものです。

 

精神保健福祉手帳を持っていることで配慮を得られるか否かは職場によりますので、

一概に申し上げることはできません。

また、就職の際に不利となるか否かについては、

障害者雇用での就職活動ができるというメリットがある一方、

採用については職場の考え方、捉え方による部分もありますので、

こちらについても一概に申し上げることはできません。

 

境界性パーソナリティ障害については、原則として障害年金の対象とされていませんが、

躁うつ病については認定の対象とされています。

精神の障害の程度の認定について

精神の障害の程度は、

その原因、諸症状、治療及びその病状の経過、具体的な日常生活状況等により総合的に認定されます。

 

入院していれば障害年金の認定が得られるというものではありませんし、

入院していなければ認定が得られないというものでもありません。

以下に該当すると判断されれば、入院していなくても障害年金を受給することができます。

躁うつ病の障害基礎年金の認定基準

  • 1級…高度の気分、意欲・行動の障害及び高度の思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、日常生活が著しい制限を受けるもの

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

また、障害の種類や県によっては支給率が44%(2012年)しかありません。

申請のチャンスは審査請求、再審査請求と3回ありますが、

1度目に失敗すると再審査請求で支給が決定するのは14.7%です。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

上記で申し上げましたように、

障害や県によっては支給率が44%(2012年)となっており、

障害者団体などからは「年金を出し渋っているのではないか」

との指摘が出ているほどです。

より確実に支給を勝ち取るには社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で受給を勝ち取っています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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