軽度の知的障害と適応障害で、「就労問題ない」と書かれたら、年金はストップしますか?

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軽度の知的障害と適応障害で、「就労問題ない」と書かれたら、年金はストップしますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は、軽度の知的障害と適応障害で、障害基礎年金2級を受給しています。

今後、一般就労か障害者雇用で働きたいと思っているのですが、

更新の時に診断書に「就労問題ない」と書かれたら、

年金はストップしますか?

私は軽度の知的なので障害者雇用といっても結構働けます。

あまり稼いでしまうと、これも年金ストップの原因になりますか?

本回答か2017年1月現在のものです。

 

知的障害の認定について

知的障害の認定にあっては、

知能指数のみに着眼することなく、

日常生活のさまざまな場面における援助の必要度を勘案して総合的に判断されます。

 

また、労働に従事していることをもって、直ちに日常生活能力が向上したものととらえず、

その療養状況を考慮するとともに、

仕事の種類、内容、就労状況、仕事場で受けている援助の内容、

他の従業員との意思疎通の状況等を十分考慮したうえで

日常生活能力を判断することとしています。

よって、就労したことでただちに受給がストップするものではありません。

 

軽度の知的障害で障害年金を受給されているとのことですが、

20歳前傷病の障害基礎年金の場合は、所得制限があります。

ご注意ください。

20歳前傷病の障害基礎年金の所得制限

扶養親族がいない場合、

  • 所得額4,621,000円を超えると全額支給停止
  • 所得額3,604,000円を超えると年金額の2分の1が支給停止

 

障害年金の更新について

実際の状態に変化はないにもかかわらず、

更新時の診断書提出により金額を減らされる、支給停止となることが、

見受けられます。

等級を維持することができるかどうかについての判断には専門知識が必要となります。

関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

更新時に支給停止となった場合、審査請求、再審査請求をすることができますが、

1度目に失敗すると再審査請求で決定が覆るのは14.7%となっています。

慎重に書類をご準備ください。

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに等級を維持するために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

私は元厚生労働省の事務官ですので、

役所の論理・理屈を理解しており、これまで90%以上の確率で認定を得ています。

もし社労士への依頼を検討される場合は、こういった点も合わせてお考えください。

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