最近軽度知的障害だと言われました。33歳なのですが、今から申請したら障害年金はもらえますか?

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最近軽度知的障害だと言われました。33歳なのですが、今から申請したら障害年金はもらえますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

前々から気になっていたので、つい最近病院で知能検査をしたところ、

IQが61といわれ軽度知的障害だと言われました。

僕はすでに33歳なのですが、今から申請したら障害年金ってもらえるのでしょうか?

アルバイトは長く続かず、収入がないので、国民年金は免除にしていたと思います。

本回答は2018年3月時点のものです。

 

知的障害は、知的機能の障害が発達期(おおむね18歳まで)に現れる疾患ですが、

大人になってから判明するケースもあります。

そのような場合でも、障害年金を申請することは可能です。

 

障害年金の申請において、知的障害の初診日は出生日です。

そのため、保険料納付要件は問われません。

 

初診日とは

初診日とは、障害の原因となった傷病について、

初めて医師または歯科医師の診療を受けた日をいいます。

 

保険料納付要件とは

初診日の前日において以下の1または2を満たしている必要があります。

  1. 初診日の属する月の前々月までの公的年金の加入期間の3分の2以上の期間について、保険料が納付または免除されていること
  2. 初診日において65歳未満であり、初診日の属する月の前々月までの直近1年間に保険料の未納期間がないこと

※20歳前に初診日がある場合は、保険料納付要件は問われません。

 

知的障害については、以下の通りに認定されます。

知的障害の認定について

知的障害の認定に当たっては、知能指数のみに着眼することなく、

日常生活のさまざまな場面における援助の必要度を勘案して総合的に判断されます。

日常生活能力等の判定当たっては、身体的機能および精神的機能を考慮の上、

社会的な適応性の程度によって判断されます。

 

知的障害の認定基準

  • 1級…食事や身のまわりのことを行うのに全面的な援助が必要であって、かつ、会話による意思の疎通が不可能か著しく困難であるため、日常生活が困難で常時援助を必要とするもの
  • 2級…食事や身のまわりのことなどの基本的な行為を行うのに援助が必要であって、かつ、会話による意思の疎通が簡単なものに限られるため、日常生活にあたって援助が必要なもの

 

ご質問内容からは、日常生活状況等が分かりかねますが、

障害の程度が上記の認定基準に該当する程度であれば、

障害年金が受給できる可能性も考えられます。

申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

障害年金の申請について

障害の状態によって等級が決まりますが、

提出書類によって、2級相当の状態なのに3級となったり不支給となったりというケースが

数多くあります。

そのため関連書籍をご購入の上、申請されることをお勧めします。

審査のチャンスは審査請求、再審査請求を含めて3回ありますが、

1度目に不支給となると再審査請求で支給が決定するのは14.7%となっています。

慎重にご準備ください。

申請の流れはこちらにて解説していますので、ご参考にしてください。

 

社労士への依頼も合わせてご検討ください

よりスムーズに認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。

疑問などがございましたら、下記お問い合わせフォームからお気軽にご質問ください。

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