障害厚生年金2級の年金額が3級の最低保障額の半分くらいなのですが、間違いではないですか?

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障害厚生年金2級の年金額が3級の最低保障額の半分くらいなのですが、間違いではないですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

障害厚生年金の決定通知書が届きました。

希望通りの2級だったのですが、厚生年金の年金額があまりに少なくて驚きました。

3級の最低保障額の半分くらいなのですが、間違いではないですか?

 

本回答は2019年9月現在のものです。

 

障害厚生年金2級の厚生年金額が、

3級の最低保障額の半分くらいであっても間違いではないでしょう。

 

障害厚生年金の年金額の計算方法

障害厚生年金の額については、

障害認定日の属する月以降の被保険者期間については、

計算の基礎とはされません。

 

報酬比例の年金額は以下の計算式によって計算されます。

報酬比例の年金額=A+B

  • A…平均標準報酬月額×75/1000×平成15年3月までの被保険者期間の月数
  • B…平均標準報酬額×5.769/1000×平成15年4月以後の被保険者期間の月数

 

障害厚生年金の報酬比例については、

原則として上記の計算式によって計算された額が支給されます。

障害厚生年金3級は報酬比例の年金額のみの支給のため、

最低保証額が設けられていますが、

2級以上の場合は、最低保証額は設定されていません。

そのため、2級の厚生年金額は3級より少なくなることがあります。

 

しかし、障害厚生年金2級の場合、基礎年金部分も支給されます。

令和元年9月現在、障害厚生年金2級の基礎年金部分は年額780,100円となっていますので、

障害厚生年金2級の報酬比例部分と基礎年金部分の合計額は、

障害厚生年金3級の最低保証額を上回っています。

 

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