心療内科では障害者年金の診断書を書いてもらえないのでしょうか。

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心療内科では障害者年金の診断書を書いてもらえないのでしょうか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日: 最終更新日:

妻が自律神経失調症と気分障害です。

心療内科にかかり2年以上たっています。

家事も仕事もできず、家庭生活がままならない状態です。

市役所で相談したところ障害者年金を申請したらどうかと言われ、病院で相談しました。

しかし、病院では「うちは心療内科で、精神科ではないから障害者年金の診断書は書けない」と言われました。

心療内科では診断書は書いてもらえないのでしょうか。

診断書を書きたくないからそう言っているだけでしょうか。

精神の障害用の診断書を書ける医師は限られております。

以下で確認しましょう。

精神の障害用の診断書作成医について

精神の障害用の診断書は、精神保健指定医又は精神科を標榜する医師が作成できるとされています。

よって、精神保健指定医ではない心療内科を標榜されている医師は精神の障害用の診断書を作成することができません。

なお、てんかん、知的障害、発達障害、認知症及び高次脳機能障害等診療科が多岐に分かれている疾患について、小児科、脳神経外科、神経内科、リハビリテーション科、老年科等を専門とする医師が主治医となっている場合、これらの科の医師であっても、精神・神経障害の診断又は治療に従事している医師であれば作成できます。

本事案の場合

本事案の場合、主治医の先生は、診断書を書きたくないから「書けない」と言っているわけではないでしょう。

障害年金の請求をお考えでしたら、主治医に相談して他院を紹介していただき、そちらに通院して診断書をお願いしてはいかがでしょうか。

なお、以下で気分障害でどのような状態なら障害年金を受給できるか、確認しておきましょう。

気分障害の認定基準

障害の等級

障害の状態

1級

高度の気分、意欲・行動の障害及び高度の思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、常時の援助が必要なもの

2級

気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、日常生活が著しい制限を受けるもの

3級

※障害厚生年金のみ

気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、その病状は著しくないが、これが持続したりまたは繰り返し、労働に制限を受けるもの

障害年金を受給するために

障害年金の申請は、国民年金法・厚生年金法や認定基準等をご存じない方がひとりで対応するには限界があります。

ご自分の生活がかかった大切なことなので、専門家である社労士に知識・経験を求めるのが最善の選択です。

「事務手数料の2万円を支払うのが惜しくて、とりあえず自分でやってみたけど不支給だった。なんとかしてください」というご相談をいただくケースがあります。

当然その時点からできる限りのサポートをさせていただくのですが、事後重症請求の方の場合、1か月請求が遅くなれば、障害基礎年金2級なら毎月約6万5千円ずつ捨てていくことになります。

最初にかかる2万円の事務手数料を惜しんだばかりに、障害年金の受け取りが数か月遅くなっては本末転倒です。

一人でわけも分からず不安いっぱいで戦うのではなく、あなたの代理人となって受給に向けて取り組んでくれる専門家である社労士を味方につけてください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。

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