障害年金の診断書の内容が、通った人と同じ内容だったら私も通りますか?

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障害年金の診断書の内容が、通った人と同じ内容だったら私も通りますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は発達障害と診断されているので、障害年金の申請を検討しています。

診断書を主治医に書いてもらったのですが、通るように書いたと断言されました。

他の発達障害の方に全く同じ内容の診断書を書いて、その人が通ったからだそうです。

通った人と同じ内容の診断書だったら、私も通りますか?

障害年金の診断書の内容が、通った人とまったく同じ内容であっても、必ずしも通るとは限りません。

病歴や家庭環境、職歴などによっては通らない場合もあります。

また、障害年金に通った、というだけでは何級だったのかわかりません。

3級の場合は厚生年金にしかない等級ですので、障害基礎年金の請求では通りません。

障害厚生年金か障害基礎年金か

障害厚生年金を受給できるか、障害基礎年金の受給となるかは、初診日(初めて病院を受診した日)に加入していた年金制度によって決まります。

  • 初診日が厚生年金被保険者期間中にある場合は、障害厚生年金
  • 初診日が国民年金被保険者期間中にある場合は、障害基礎年金
  • 初診日が20歳前または60歳以上65歳未満(国内に住んでいる方のみ)の年金未加入期間にある場合は、障害基礎年金

障害基礎年金と障害厚生年金の障害等級について

  • 障害基礎年金…1級および2級
  • 障害厚生年金…1級、2級および3級

※症状の重さによって等級が分けられています。

※3級が最も症状が軽く、2級、1級になるにつれて症状が重く、また受給額も多くなります。

初診日とは

障害の原因となった傷病について、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日をいいます。

 

ご質問内容からは、具体的な障害の状態や日常生活状況等がわかりかねますが、発達障害については、社会性やコミュニケーション能力の有無などに着目して認定されます。

すでに診断書を書いてもらっているのであれば有効期限もありますので、以下の認定基準を参考にしていただき、申請をされてはいかがでしょうか。

発達障害の認定について

発達障害については、たとえ知能指数が高くても社会行動やコミュニケーション能力の障害により対人関係や意思疎通を円滑に行うことが出来ないために日常生活に著しい制限を受けることに着目して認定をされます。

発達障害の認定基準

【1級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が欠如している
  2. 著しく不適応な行動がみられるため、日常生活への適応が困難で常時援助を必要とするもの 

【2級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が乏しい
  2. 不適応な行動がみられるため、日常生活への適応にあたって援助が必要なもの

【3級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が不十分
  2. 社会行動に問題がみられるため、労働が著しい制限を受けるもの

 

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

疑問などがございましたら、下記よりお気軽にお問い合わせください。

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