多発性筋炎ですが、歩けて働ける状態では障害年金は無理でしょうか?

障害年金のことなら障害年金.jp

障害年金ならお任せください
障害年金に関する無料相談は06-6429-6666までどうぞ!平日9時から18時まで受け付けています
 

多発性筋炎ですが、歩けて働ける状態では障害年金は無理でしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日:

3年前の健康診断で、血液検査の結果が悪く、病院で再検査をしたところ、

多発性筋炎と診断されました。

はじめの頃は状態が悪く、階段や坂道を歩くことは無理でしたが、

今は薬が効いて少しましになりました。

それでも一日仕事をすると、帰ってからぐったりして何もできなくなります。

まだ歩けて働ける状態では障害年金は無理でしょうか?

本回答は2020年2月現在のものです。

 

多発性筋炎は、筋肉の炎症により、

筋肉に力が入りにくくなったり、疲れやすくなったり、痛んだりする病気で、

全身の症状として、倦怠感、疲労感、食欲不振があると言われています。

 

ご質問者様の場合、まだ歩けて働ける状態とのことですが、

筋力低下や耐久性が乏しい場合は、認定が得られる可能性も考えられます。

障害厚生年金の請求であれば、3級以上に該当すると判断された場合、支給されます。

 

障害厚生年金か障害基礎年金か

障害厚生年金を受給できるか、障害基礎年金の受給となるかは、

初診日に加入していた年金制度によって決まります。

  • 初診日が厚生年金被保険者期間中にある場合は、障害厚生年金
  • 初診日が国民年金被保険者期間中にある場合は、障害基礎年金
  • 初診日が20歳前または60歳以上65歳未満(国内に住んでいる方のみ)の年金未加入期間にある場合は、障害基礎年金

 

障害基礎年金と障害厚生年金の障害等級について

  • 障害基礎年金…1級および2級
  • 障害厚生年金…1級、2級および3級

 

肢体の障害の認定について

肢体の機能の障害の程度は、関節可動域、筋力、巧緻性、速さ、耐久性を考慮し、

日常生活における動作の状態から身体機能を総合的に認定されます。

 

肢体の障害の認定基準

【1級】

  • 一上肢及び一下肢の用を全く廃したもの
  • 四肢の機能に相当程度の障害を残すもの

【2級】

  • 一上肢及び一下肢の機能に相当程度の障害を残すもの
  • 四肢に機能障害を残すもの

【3級】

  • 一上肢及び一下肢に機能障害を残すもの

 

上記の認定基準を参考にしていただき、申請をご検討されてはいかがでしょうか。

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

当サイトでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。

◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

お気軽にお問合せください。

障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

どんなご相談でも承ります。お気軽にお問合せください。

お問合せフォームへ

お電話でも承ります

06-6429-6666

平日9:00~18:00