診断名を適応障害からうつ病に変えてもらえば障害年金の申請ができますか?

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診断名を適応障害からうつ病に変えてもらえば障害年金の申請ができますか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
  • 詳しいプロフィール
公開日: 最終更新日:

私は3年くらい前から適応障害と診断され、以来心療内科にかかっています。

去年まで無職で生活保護を受けていましたが、今は普通の会社で働いています。

最近仕事を休みがちで、給料が減らされています。

障害年金を申請しようかと考えているのですが、適応障害はだめで、うつ病なら大丈夫と聞いたので、診断名を変えてもらえば申請ができますか?

また、生活保護をふたたび受けるようになったら、障害年金とどちらが優先されるのですか?

適応障害などの神経症は原則として障害年金の認定の対象とされていませんが、うつ病は障害年金の認定の対象とされています。

そのため、診断名がうつ病に変わる場合は、請求自体はスムーズにできるでしょう。

しかしながら、診断をつけられるのは医師であり、医師の診断は尊重しなければなりません。

相談の域を超え、障害年金のために診断名を変えてもらうように強く求めるようなことは厳に慎む必要があるでしょう。

では、どのような状態ならうつ病で障害年金を受給できるかを確認し、最後に生活保護と障害年金の関係を確認しましょう。

どのような状態ならうつ病で障害年金を受給できるか

障害年金では、ケガや病気の程度に応じて等級が設定されています。

▼障害基礎年金
1級と2級

▼障害厚生年金
1級、2級、3級

障害が重い順に、1級、2級、3級となります。

1級、2級、3級の状態は、以下の通りとなっています。

障害年金の等級 障害の状態
3級
※障害厚生年金のみ
労働に著しい制限があるもの
2級 日常生活に著しい制限があるもの
1級 他人の介助がなければほとんど自分の用事を済ませることができないもの

では、生活保護と障害年金の関係を確認しましょう。

生活保護と障害年金の関係

生活保護と障害年金の両方の受給権を得られた場合、障害年金は満額支給され、生活保護費の方が調整を受けることとなります。

生活保護と障害年金は以下のような関係になります。

  • 最低生活費>障害年金の場合、障害年金は満額、最低生活費は障害年金との差額分が支給されます。
  • 最低生活費<障害年金の場合、障害年金は満額、最低生活費は支給されません。

障害年金を受給するために

障害年金の審査は、「しんどい」、「お金に困っている」、「悲しい」等ではなく、あくまで認定基準に該当しているか否かを審査されます。

そのため、国民年金法・厚生年金法や認定基準等をご存じない方がひとりで対応するには限界があります。

ご自分の生活がかかった大切なことなので、専門家である社労士に知識・経験を求めるのが最善の選択です。

一人でわけも分からず不安いっぱいで戦うのではなく、あなたの代理人となって受給に向けて取り組んでくれる専門家である社労士を味方につけてください。

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障害年金は国の施しではありません。国民の権利です。

煩雑な手続きを代行し、権利を行使するお手伝いをしっかりさせていただきます。

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