発達障害で、障害年金の申請で3級に該当しなかった場合は、障害手当金がもらえるのですか?

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発達障害で、障害年金の申請で3級に該当しなかった場合は、障害手当金がもらえるのですか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は30代の専業主婦です。

発達障害と診断されていますが、境界なので見た目は普通の人に見えます。

障害年金の申請で3級に該当しなかった場合は、障害手当金がもらえるのですか?

本回答は2019年8月現在のものです。

 

障害手当金は、傷病が治った場合や症状が固定した場合を想定しています。

視力や聴力、肢体の障害には、障害手当金の認定基準が設けられていますが、

精神の障害や内部障害については設けられていません。

そのため、発達障害で障害手当金は認定されません。

 

障害手当金とは

障害手当金は、厚生年金に加入している間に初診日のある病気やけがが

初診日から5年以内に治ったもので、

3級の障害よりやや程度の軽い障害が残ったときに支給される「一時金」です。

 

「傷病が治ったもの」とは

障害年金において「傷病が治ったもの」とは、

器質的欠損もしくは変形又は機能障害を残している場合は、

医学的に傷病が治った時、又は、その症状が安定し、長期にわたって

その疾病の固定性が認められ、医療効果が期待し得ない状態に至った場合をいいます。

 

発達障害については、たとえ知能指数が高くても、

社会行動やコミュニケーション能力の障害により、

対人関係や意思疎通を円滑に行うことが出来ないために

日常生活に著しい制限を受けることに着目して認定をされます。

そのため、見た目は問題がなく見えても、認定が得られる場合もあります。

 

ご質問内容からは、具体的な日常生活状況等がわかりかねますが、

下記の認定基準を参考にしていただき、申請をご検討されてはいかがでしょうか。

 

発達障害の認定基準

【1級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が欠如している
  2. 著しく不適応な行動がみられるため、日常生活への適応が困難で常時援助を必要とするもの 

【2級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が乏しい
  2. 不適応な行動がみられるため、日常生活への適応にあたって援助が必要なもの

【3級】

以下1〜2を満たすもの

  1. 社会性やコミュニケーション能力が不十分
  2. 社会行動に問題がみられるため、労働が著しい制限を受けるもの

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

当サイトでは1分で障害年金をもらえるか、カンタン査定をいたします。

 

◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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