両足とも人工関節の手術を受けたのですが、障害年金が受給できる可能性はあるのでしょうか?

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両足とも人工関節の手術を受けたのですが、障害年金が受給できる可能性はあるのでしょうか?

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

私は10年前に左足の膝に人工関節の手術を受けました。

そして今回、右足も人工関節になりました。

私は20年前に結婚して以来専業主婦なのですが、

2回の手術により、障害年金が受給できる可能性はあるのでしょうか?

本回答は2019年1月現在のものです。

 

障害年金において、人工関節をそう入置換したものについては、

原則として3級と認定されます。

 

3級は厚生年金にしかない等級です。

初診日の時点で厚生年金に加入し、保険料納付要件を満たしている場合は、

障害厚生年金3級が受給できる可能性が考えられます。

 

しかし、初診日の時点で専業主婦、つまりご自身が厚生年金の被保険者ではなく、

配偶者が厚生年金に加入し、その被扶養者であった場合は、

障害基礎年金の申請になるため、3級相当では受給することはできません。

 

障害厚生年金か障害基礎年金か

障害厚生年金を受給できるか、障害基礎年金の受給となるかは、

初診日に加入していた年金制度によって決まります。

  • 初診日が厚生年金被保険者期間中にある場合は、障害厚生年金
  • 初診日が国民年金被保険者期間中にある場合は、障害基礎年金
  • 初診日が20歳前または60歳以上65歳未満(国内に住んでいる方のみ)の年金未加入期間にある場合は、障害基礎年金

※初診日とは…障害の原因となった傷病について、初めて医師または歯科医師の診療を受けた日をいいます。ただし、知的障害の場合は、出生日が初診日となります。

 

障害基礎年金と障害厚生年金の障害等級について

  • 障害基礎年金…1級および2級
  • 障害厚生年金…1級、2級および3級

 

ただし、人工関節で以下の要件をすべて満たした場合、2級に認定されます。

両下肢に人工骨頭または人工関節をそう入置換した場合

両下肢の3大関節のうち1関節にそれぞれ人工骨頭または人工関節の

そう入置換手術を行った場合の障害認定については、

以下の要件のすべてを満たした場合には、2級以上に認定することとされています。

  1. 立ち上がる、歩く、片足で立つ、階段を登る、階段を下りるなどの日常生活動作が、実用性に乏しいほど制限されていること。例えば、日常生活動作の多くが一人で全くできないか、または必ずしも他人の助けを借りる必要はないが、非常に困難であること。
  2. 下肢障害の主な原因および程度評価の根拠が、自覚症状としての疼痛のみによるものではなく、医学的、客観的にその障害を生ずるに妥当なものであること。
  3. 下肢の障害の状態が、行動量、気候、季節などの外的要因により一時的に大きく変動するものではなく、永続性を有すること。

 

ご質問内容からは、現在の障害の状態がわかりかねますが、

上記に該当する程度であれば、障害基礎年金が支給される可能性が考えられますので、

申請を検討されてはいかがでしょうか。

 

◎障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
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