うつ病で障害年金の審査請求をしていますが、カルテのコピーを送ったら不支給になってしまうでしょうか。

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うつ病で障害年金の審査請求をしていますが、カルテのコピーを送ったら不支給になってしまうでしょうか。

中井智博
中井智博社会保険労務士
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公開日:

うつ病で障害年金を申請しましたが、3級でした。

診断書は2級相当だと思っていたので審査請求をしました。

するとカルテのコピーを提出するように指示が来たのですが、カルテのコピーには不安神経症という記載がありました。

このカルテを送ったら3級にもならなくて不支給になってしまうでしょうか。

カルテを送っても、3級が不支給に変わることはありません。

不服申立て(審査請求、再審査請求の総称をいいます)により不利益変更をされることはありませんので、3級の障害年金は確保されています。

ご安心ください。

不服申立て(審査請求、再審査請求の総称をいいます)とは

決定に不服があるときは、その決定があったことを知った日の翌日から起算して3か月以内に、文書または口頭で審査請求をすることができます。

審査請求の決定に対してさらに不服があるときは、決定書の謄本が送付された日の翌日から起算して2か月以内に、再審査請求をすることができます。

 

不服申立てをすれば必ず結果が覆る、というものではなく、過去のデータからはむしろ覆る可能性の方が低くなっていますが、絶対覆らない、ということもありません。

最初の診断書にどのように記載されているかが分かりかねますが、下記の障害認定基準と照らし合わせて、明らかに2級に該当しているのであれば、2級に変更される可能性は考えられます。

 

うつ病の認定基準

  • 1級…高度の気分、意欲・行動の障害及び高度の思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、常時の援助が必要なもの
  • 2級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、かつ、これが持続したりまたは頻繁に繰り返したりするため、日常生活が著しい制限を受けるもの
  • 3級…気分、意欲・行動の障害及び思考障害の病相期があり、その病状は著しくないが、これが持続したりまたは繰り返し、労働に制限を受けるもの

 

なお、不安神経症は、原則として障害年金の認定対象となりません。

当時のカルテに不安神経症と明記されている場合でも、障害状態の審査においては、不安神経症による症状については除外されます。

 

(本回答は2022年4月現在のものです。)

障害年金の申請について

ご自身で書類をしっかり準備したつもりが、症状に合った等級が認められないケースや、不支給となるケースが見受けられます。

このようなことを防ぐためには専門知識が必要となりますが、そうなると社労士に相談するか関連書籍を参照しなければなりません。

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◎社労士への依頼も合わせてご検討ください

審査を受ける機会は審査請求、再審査請求を含めて3回あります。
しかし、1度目の請求で認められない場合、2度目以降で決定が覆るのは、たった14.7%となっています。

より確実に認定を得るために社労士に申請を代行依頼する方法があります。
こちらも合わせてご検討ください。

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